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デスクトップ操作を動画や画像で記録する方法

パソコンの操作を、遠くにいる人に
説明するときには、普通は電話を
使って、話して伝えることが多いと
思います。

または、面倒ですが、メールで手順を
書いて送ります。

しかし、口で言ったり、メールで
書くよりも、実際に実演してみた方が
速い時がよくあります。

一目瞭然、というものです。

そうした時に、パソコンでのデスク
トップ上での操作を、動画で記録して、
その動画を添付ファイルにして、
メールで送れると便利です。

そのような、デスクトップ上の動画を
記録する(キャップチャーする)
ソフトが、無料で使えます。

Microsoftからダウンロード出来る
無料のソフト、Windows Media Encoder
です。

操作手順は、近々、HPにして
公開する準備をしてあります。

イメージとしては、このような感じです。

音声も、マイクを通じて記録されるので
操作説明に使うのに適しています。

この方法は、右脳を使った英語の
聞き取りトレーニング教材を購入して
使った時に、教材を作成した方に
聞いて、教えて頂きました。

以前、中国人や、韓国人の方と
仕事をしていたことを書きました。

中国語や、韓国語の勉強と平行して
ネイティブの英語の発音を何とか
聞き取ってみたい、という発想から
生まれた、副産物です。

また、単に、デスクトップ上の画面を
ワードに貼り付けたいときには、
もっと、単純で簡単な方法があります。

コピーしたい画面にした状態で、
キーボードのPrtSc(プリントスクリーン)
キーを押します。

そして、スタート→プログラム→
アクセサリ→ペイントにして、
ペイントを立ち上げ、編集→貼り付け
にします。

キャンバスを大きくしますか?などと
表示されますので、はい、をクリックです。

これで、画面が保存されました。

この後は、四角く、選択したい部分を
マウスで囲み、編集→コピーを選びます。

ファイル→新規 にして、編集→
貼り付け、をすると、選択部分だけの
画像になります。

後は、ファイル→名前を付けて保存で、
jpg形式で保存しておきましょう。

この画像をワードに貼り付ければ
良いのです。


なお、ワードに貼り付ける場合には、
ツールバーの中のテキストボックスを
選択し、(赤丸の部分)貼り付けたい
画像の大きさに、マウスで四角く囲って、
その中に、先ほどの画像を挿入する
ようにします。(イメージ図です)
ワードのテキストボックス使い方


ワード2000の場合、
挿入→図→ファイルからで、先ほど
jpg形式で保存した画像を選択です。

こうしておけば、テキストボックスの
四角を引きずって、文章の好きな場所に
持っていけます。

なお、テキストボックスの黒線四角は、
上のイメージ図の場合、青色の筆の部分
(水色で囲った部分)をクリックして
線なし、を選択すると、四角の黒線が
見えなくなります。

このようにして、実際に遠隔操作で
実演しなくても、デスクトップの
操作をメールで添付ファイルにして
伝えることが出来ます。

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天体自動導入望遠鏡と冷却CCDカメラを使う

2009年4月3日のブログに書きましたが、
望遠鏡を使った天体観察にもパソコンが
使えます。

「ステラナビゲーター」という天文用の
ソフトを紹介しました。

このソフトをパソコンにインストールし、
望遠鏡とパソコンを接続すると、目的の
天体が自動導入が出来るのです。

望遠鏡は、自動導入が出来るモーターが
架台についているものが必要です。
スカイセンサー

望遠鏡の架台に、黒い箱が二つついて
いますが、これがモーター。そこから、
コードが出て、その先には白いコント
ローラーがぶら下がっています。

このコントローラーとパソコンを接続
すれば良いのです。

ステラナビゲーターの操作画面です。
(クリックすると拡大します)
スカイセンサー

目的の天体に、マウスのポインターを
あてて、自動導入のボタンを押すと、
望遠鏡の架台のモーターが回って、
目的の天体に向かっていきます。

都会の空は明るいので、目に見えない、
暗い天体を望遠鏡の視野に入れるのは、
至難の業(場合によっては、不可能)
でしたが、これで大変楽になりました。

カーナビのようなシステムです。

そして、もう一つ、強力なアイテムが
「冷却CCDカメラ」と呼ばれる
カメラです。

デジカメなどの、CCDカメラは、
天体を撮影するときなど、露出時間を
長くすると、ノイズが画面に出て
非常に荒れた画像になります。

ところが、CCDカメラのチップを
冷却すると、そのノイズが低減し、
さらに、感度まで驚くほど上がるの
です。暗い天体が写るようになります。

右が、日本製の冷却CCDカメラ、
左が、アメリカ製の冷却CCDカメラ。
BJ31C ST7XME

アメリカ製のものは、大きくて、かつ
重たいのが欠点ですが、カラー撮影が
やりやすい等という特徴があります。
手軽さも考えると、一長一短ですが。

それで、3月に撮影したのが、

渦巻き銀河M51
M51子持ち銀河

我々の住む天の川銀河も、真上から
見ると、このような渦を巻いていると
言われています。

もうひとつは、4月に撮影した、
NGC4565
NGC4565 髪の毛座の銀河

多くの銀河は、このように、横から
見ると、真ん中が少しふくらんだ、
薄いドラ焼きのような形だと
言われています。

銀河までの距離は、M51で、
3700万光年、光の速さで向かっても
3700万年もかかる遠さです。

NGC4565までの距離は4500万光年。

このような、遠くにある天体を
自宅の庭から、自分の手で撮影する
ことが出来るのです。

パソコンがなければ、出来なかった
新しい天体観測の分野です。

パソコンの遠隔操作と同じような、
不思議な感覚が楽しめます。

パソコンの使い方にも転機

年が明け、インキュイットでの会社
設立準備の作業も、あと残るところ、
3ヶ月になったところで、今度は、
別の問題が発生していました。

正月明けのある朝、左腰の下辺りに、
痛みというか、つっぱり感が出ました。

運動不足からくる腰痛と、思ったので、
その後は、パソコンで座り作業をする
時間を短めに切り上げたり、歩いたり
したのですが、やはり、数日経っても
治りません。

治らないどころか、だんだん、その
突っ張ったような痛みが、左の太ももの
裏から、膝裏の方まで、拡大して降りて
きました。

日に日に、痛みが強く、広がってくる
ので、針の先生に見てもらいました。

多分、坐骨神経痛だろうということで、
週に2回、インキュイットに行く前に、
針に通うことになりました。

ひと月以上、頑張って通いましたが、
それでも痛みは解消せず、痛み自体も
強くなってきたような気がしたので、
大きな病院に行って、レントゲンを
撮って診断してもらいました。

単なる坐骨神経痛ではない可能性が
あるので、MRI画像を撮って調べる
ということになりました。

その結果、椎間板ヘルニアだという
ことが分かりました。

椎間板ヘルニアは、大学の先輩が、
苦しんでいたのを知っていたので、
大変なことになってしまったと、
大きなショックを受けました。

先生から、これからは、激しい運動は
控えるようになどと注意を頂いて
いる間、悲しみに沈んでしまいました。

元々、運動やスポーツ、体を動かす
ことが好きでしたので、このような
腰の重い病気になってしまうことは、
大げさに言えば、生きる楽しみを
奪ってしまうからでした。

インキュイットを去る準備も残って
いましたし、仕事も仕上げなければ
ならない、けれども、足が痛くて
引きずるようにしか動けないという
極めて苦しい状況になりました。

その年には、インフルエンザにも
かかってしまい、高熱と、関節の
節々の痛みで、うなされました。

しかし、インフルエンザで苦しんで
いる間、少しの間ですが、激しい、
ヘルニアからくる坐骨神経の痛みが、
しばらく収まることがありました。

気が付いたのは、インフルエンザの
薬の一つとして、痛み止めを服用して
いたのですが、それが、おそらく、
効いていたのだと言うことです。

ヘルニアの宣告を受けてから、1ヶ月
痛みに耐えながら、仕事をするために
痛み止めを飲んでごまかしつつ、暗い
気持ちで毎日を過ごしていました。

このまま、今のような、座り仕事の
仕事を続けると、体がボロボロになる。

これは、仕事に出来そうにない・・

会社設立の準備をしながらも、この
会社で一生、仕事をすることは体が
きっと持たない・・。

そうした葛藤の中で、会社を設立する
作業を進めていました。

もう一つ、大変だったのが、祖母の
介護に伴う、家庭の状況でした。

恐ろしく元気だった祖母が、骨折後、
自活出来ないので、家にきましたが、
軽い、うつのような状態で、寝て
ばかりでした。

そうした祖母の介護などは、今後どう
するのか見通しが立たず、このままの
状況を放置する訳にはいかないと、
思い出していました。

父は自分の仕事中心で30年来たので、
家庭を振り返るということは、期待が
持てない。父を家庭で支えてきた母も、
祖母の世話が入ってからは、さらに、
大変そうに見え、過労気味でした。
今後の見通しも立ちそうにない状況
なのでした。

実は、そうした、家庭の状況の変化も
私にはストレスの一因となっていて、
腰痛が少しずつ、ひどくなっていき、
椎間板ヘルニアになったのも、その
ようなストレスも、原因の一つでした。

ですから、

インキュイットを出て、半年間は、
ヘルニアを治療しながら、会社設立と、
家庭の介護問題の解決、今後の見通しに
ついて、筋道をつけるために力を注ぐと
決意したのでした。

幸い、ヘルニアは、腕の良い整体の
先生に、診て頂けることになり、
この程度なら、大丈夫、きっと前の
ように運動も出来るようになる、と
励ましの言葉を頂いて、うっすらと
希望の光も見えたのでした。

このように、椎間板ヘルニアになると
いう事件の後、また、新たな転機が
訪れようとしていました。

そして、新たな、パソコンの使い方を
経験することになっていくのでした。


外出先でプリンターを使う

遠隔操作のついでに、外出先で、
プリンターも使えるかどうか、
ということを検討しました。

外出先で、プリントアウトしたい、
そう思うことがありますが、
携帯用のプリンターも市販されて
います。
Brother モバイルプリンター

ブラザーが製造している、手の平
サイズの、スタイリッシュモバイル
プリンターMW-100eです。
(最新情報はご確認を)

A4サイズの資料を、手の平大の
専用の紙に印刷しますが、文字は
小さくなるものの、何とか実用に
なりそうな大きさの字で印刷が
出来ます。それほど重くもないです。

その他、外出先から、事務所にある
プリンターに接続して使える機能も
あります。

例えば、

Windows XPの場合には、リモート
デスクトップ機能を使って、
デスクトップの遠隔操作や、
ドライブの共有だけではなく、
プリンターも共有して使うことも
出来ます。

また、IPP印刷対応のプリンター
では、インターネットを通じて
遠隔地のプリンタに印刷が出来ます。
FAX代わりに、相手先にきれいな
プリントを送ることが出来ます。

こうして、外出先でも、事務所の
パソコンの電源を入れたり、
デスクトップの操作をしたり、
プリンターにデーターを送信して
印刷したり、カメラで様子を
確認したり、無料のツールを組み
合わせて色々なことが出来ます。

大げさにいえば、「いつでも、どこでも」
という、ユビキタスに似た発想ですが
目的は、1台の計算専用のパソコンに、
色々な場所から、データーを送って、
外国からでも、いつでも計算が出来る
体制をつくる、ということです。

遅くなりましたが、

インキュイットでの座談会で学んだ
ことを、個人的な情報を除いて、
ポイントとなる部分を、差し障りが
ないであろう程度に、大まかに、
まとめてみました。(PDF形式)
IT起業に関する座談会まとめ

IT起業に役に立ちそうな一般的な
情報や、会社の名前の付け方などの、
アドバイスや、起業支援組織など、
教科書にないようなことを沢山、
学ぶことが出来ました。

こうして、あっという間に、1年が
過ぎ、インキュイットでの会社設立
準備作業も終わりに近づきました。

HPに動画を入れる

会社設立準備中に、HPの作成もして
みました。

ソフトは、ホームページビルダーを
使いました。

今でこそ、完全に動画が普及して、
HPに動画を入れるというのは、
何でもない作業になってきましたが、
当時(2003年頃)は、苦労もしました。

何の動画かと言いますと、高温で溶けた
金属を、型に流し込んだ時の、液体状の
金属の流れの動画です。

パソコンで計算をさせて、その結果を
画像表示させ、シミュレーションとして
動画にしたものです。
金属流れ

[広告] VPS

この時に、

パソコンの計算結果として処理した
動画の保存形式が、HPビルダーに
対応していないので、編集できない
とか、色々と細かい問題もありました。

それは、HPビルダーのバージョンを
上げたりして対応出来ました。

バージョンアップでは対応出来ない、
根本的な問題には、保存形式の変換も
必要でした。

それで、少し出費にはなりますが、
Adobe社のPremiereというソフトも
使うことになりました。

動画については、あまり今まで
知らなかったので、参考書を読んで
勉強する必要がありました。例えば、
premiere 参考書
阿部 信行 著 / ソーテック社

ところで、

時々、HPに貼り付ける写真を、
縦にしたり、横にしたりしたいことが
あります。その時は、多くのソフトで、
ツールバーから編集を選択し、回転を
選んで、90度回転を選ぶと、簡単に、
写真の縦横を変えることが出来ます。

では、ビデオの縦、横を変換させる
方法を変えるのはどうしたらよい
でしょうか。

なるべく、高いソフトを使わないで、
簡単にする方法が分かりました。

多少、画質が落ちるのは仕方のない
ことですが。次のような方法があります。

Quick Time Proというソフトを使います。
Quick Timeは、無料でダウンロード
出来ますが、Quick Time Proは、
有料版でダウンロードします。
3400円ほどしますので、安くは
ないのですが、動画の回転には
便利なソフトです。

1)Quick Time Proで、動画を開きます。

2)ウィンドウ→ムービーのプロパティ
  上下2段、選べますが、ビデオの
  トラックを選択します(下側)

3)ビジュアル設定で、回転を選択です。

  ここで、ムービーの画面を見て
 (下に隠れているかもしれません)
  回転していることを確認します。

5)一度、プロパティーを閉じておきます。

6)もう一度、ムービーの画面をみて、
  ファイル→エクスポート→
  「ビデオからAVI」を選択します。

  ファイル名を入力し、ファイルの種類を
  全てのファイル(*.*)にしておいて、
  拡張子もファイルの名前の後に、例えば、
  .avi と自分で入れておきます。

7)あとは、保存を押します。

You Tube など、動画を見るのが
普通になりましたが、やはり、
ダウンロード速度など、回線
速度の速さが進歩したから、
動画も普及したのでしょう。

ブログに動画を入れるなど、想像も
しませんでした。

無料のソフトやサービスを組み合わせて使う

ここまでは、大分長くなりましたが、

インキュイットで行った、パソコンの
遠隔操作の実験や結果について書いて
きました。

コンセプトは、なるべく無料か低価格、
好きな時に使えて、電源の起動から、
シャットダウンまでの間の、パソコン
で行う、ほぼ全ての作業を、遠隔
操作を使って出来るようにするという
ことでした。

一度に全てしようとすると大変だったと
思いますが、ひとつ、一つ、問題を解決
していくことで、だんだん、全体像が
見えていきました。

大変勉強になったのは、必要に応じて、
サービスを「組み合わせて」使えばよい、
ということです。

例えば、

デスクトップ遠隔操作ソフトVNCと
スカイプを同時に使うことにより、
離れた場所にあるパソコンの操作を、
相手に示しながら、音声でも伝える
ことが出来ます。

遠隔地のリモートサポートのような
感じです。

また、

遠隔起動装置のLan de Boot miniを使い、
(5月15日の日記に写真を追加しました)
プリンターの電源と部屋の電源を入れ、
VNCを使って、パソコンの中の書類を
プリンターで印刷させて、うまく印刷が
出来たか、ビデオカメラのVeoで
確認も出来ます。

なお、

データーや通信の安全についても勉強
することが出来ました。

セキュリティーに不安がある場合には、
VPN(ヴァーチャルプライベート
ネットワーク)付きのルーターを
使えば、LANでフォルダーの共有を
する時と同じように、遠隔地同士で
フォルダーや、プリンターも共有して
使うことが出来ます。

VPNは、暗号化させた通信で、安全に
接続する仮想的なネットワークです。

安全で、便利で、安い組み合わせを
目指しましたが、山アリ谷アリでした。

せっかく苦労したので、ルーターの
設定など、遠隔操作に関する技術を
まとめてHPにしています。
(後ほど、詳しく書きます)

また、

インキュイットには、色々パソコンや、
ネットワーク、各種のサービスに詳しい、
人がいて、会社や大学では、なかなか、
出会わないような知識に触れることが
出来ました。

メールマガジンの発行というサービスも、
ここで初めて知りました。

自分で、記事を発行するなんて、考えも
しなかったことです。

ブログや、動画配信、携帯のQRコード、
データーベース等など・・

さらに、

自己啓発書や、各種の潜在能力の開発、
トレーニング方法に詳しい方もおられ
ました。

右脳のトレーニング、速聴、自己暗示、
などなど、
速聴の本

ノートに希望を書き込んだり、
願望を紙に書いたり、壁に貼ったり・・・

色々テクニックはあるのですが、そういう
ことをしながら、自分の成功している姿を
イメージしていく、という感じでしょうか。

こうした、自己実現に関することは、
起業を目指す人には興味のあることの
ひとつ、と言えるかも知れません。

こうして、

急速に発達していた、情報発信の
ツールと同時に、潜在能力開発の
テクニックという知識が、急速に、
私の頭の中に流れ込んでいきました。

新しい知識に触れ、会社の設立準備を
する刺激のある毎日でしたが、一方で、
体の方は、目と腰の疲れが出てきたり、
家の方では、祖母の介護が大変になって
きたりと、次第に、混沌とした状況に
なっていきました。

今までのように、会社で、あるいは、
大学で決まった時間に、といった、
固定した仕事の仕方ではなくて、
状況としては先が読めない、かつ
複雑な生活環境に入り込んでいました。

でも、まあ、とにかく、会社は設立
させよう、それが目標でした。

こうした状況でしたが、それが、また、
新しい展開につながっていったようです。

市販のカメラを使った簡易ビデオ会議システム

パソコンを使って、数時間、集中して
作業をすると、目が疲れてきます。

それで、時々、書類に目を通したり、
工夫して目の負担を軽くします。

それで、また、作業を続けます。

こういう調子でも、パソコンの作業が
一週間に数日くらいなら、平気ですし、
楽しいと感じることも多いでしょう。

けれども、こうしたパソコン漬けの
生活を数年間、ほとんど毎日続けて
いると、目は慢性的に疲れてきます。

目の玉を、取り出して、新品に交換
したいとか、冗談ではなく、そういう
気持ちにすらなってきます。

また、何となく、体全体にだるさを
感じたり、腰痛にもなってきます。

一人で作業をしていると、他人に
邪魔されずに、良い意味で集中が
出来るのですが、休むということを
忘れると、疲れが他人と話しながら
作業する時よりも、強く出てきます。

そういうこともあって、昼食後、
目のトレーニングを、10分ほど
してみることにしました。

壁に、ひらがな、カタカナなどを
書いた紙を貼り、手元に同じことが
書かれた紙を持ち、壁と手元の
紙を交互に読み上げるのです。
ひらがなチャート

この本に書かれていました。
目は脳刺激で良くなる
「目は脳刺激で良くなる」
内藤 貴明 著 / 二見書房

目の焦点を、遠近、交互に当てて
目の筋肉をほぐしていきます。
プロボクサーの動体視力の
トレーニングにも使われて、効果を
上げているそうです。

ちょうど、自宅では、高齢で体が
弱って以来、同居することになった
祖母が、目が見えにくい、耳が遠い、
などという症状を訴えるように
なっていました。

自宅で、祖母が同じような目の
トレーニングをするのを手伝うのと
平行して、自分でもしてみました。

また、腰痛は、数年前から出ては
治り、また、出る、といった状況が
続いていました。体の手入れへの
関心が高まっていきました。

このように、パソコンを仕事に
使うようになって以来、今まで
以上に、目や腰といった体の
特定部分への負担が重くなって
深刻になっていきました。

パソコンの遠隔操作については
ほぼ、無料のシステムが実用の
レベルで、完成していました。

同時に、もう一つ取り組んだのは、
ビデオや音声で、インターネットを
使って会議をするシステムです。

ちょうど、そのころは、WEB
カメラ等のように、チャットをする
時に、お互いの映像や音声も
楽しむためのカメラが安く手に
入るようになっていました。

これらを使えば、比較的品質の
高い、ビデオ会議が出来ます。

しかし、音声の品質は、Skype
(スカイプ)の方が良いです。
スカイプ

また、ビデオカメラの方も、相手が
向こう側に居なくても、遠隔操作
できるものがあります。

これは、Veoというビデオカメラで
遠隔地にあるカメラの向きを、
インターネットとブラウザーを使い、
手元のパソコンから操作出来ます。
(上下左右、ズームなど)
遠隔操作カメラVeo

Veoは、チャット用のWEB
カメラのように、カメラを接続
したパソコンを立ち上げておく
必要もなく、非常に便利です。
カメラ側の人の操作は不要です。

このクラスのカメラでは、当時
7万、8万円が相場でしたが、
約、4万円弱でした。

こうした、ソフトやサービス、
カメラを工夫して組み合わせたら、
より高度なことが無料で出来る
ようになります。

例えば、デスクトップの遠隔
操作ソフトであるVNCを使って、
デスクトップを遠隔地から
実際に操作して説明しながら、
Veoを使って、相手に操作説明を
音声でしたり出来ます。

もちろん、WEBカメラは、
性能が良く、価格も抑えられて
いるので、相手側も、使い方を
知っていれば、便利に使えます。

設立する準備を進めていた会社
では、ソフト開発がメインの
仕事になるので、その開発者が、
海外在住の場合もあり得ます。

また、自宅でも作業が効率良く
出来るよう、こうした、遠隔操作、
そして、ビデオミーティングの
システムを準備していました。

インターネットを使う仕事の
工夫の一つは、「無料のサービス」を
「組み合わせて使う」ということです。

「組み合わせ」ることで、目新しい
サービスを使わなくても、なかなか
面白いことが出来るようです。

ある意味で、有難い時代です。

遠隔操作に、IPアドレスでなくドメイン名使う

このインキュイットという施設には、
大阪産業創造館から、起業支援をする
担当の方が、よく来られて、相談に
のって下さっていました。

大阪産業創造館(産創館)は、外観も
独特なドーム型のガラスを使った
建物で、遠くからでも目立ちます。

後に、ドロップシッピングという、
ネット販売について学ぶときにも
セミナー室を使わせて頂いたり、
私には、不思議と縁のある場所です。

産創館にも、インキュイットと同様、
起業準備中の人に、割安で部屋や、
パーティションで区切った、個室
タイプのブースが使える制度も
ありました。

インキュイットの姉妹施設として、
交流会もありました。扇町にも、
同様の施設があったようです。

数ある起業家の卵の人、全てが
大成功すれば良いのですが、
なかなかそうもいかず、実際には
起業しても続かないことの方が
多いようです。

起業は、簡単ではありませんが、
集中力と根気が必要なことは、
他のことと同じで確かです。

座談会でも、一度たたかれて
あきらめるようでは駄目!とか、
コンセプトのない事業は、まず
100%失敗する!など、心構えも
学びました。

インキュイットで、私がこつこつ
試みていた、インターネットを
使うパソコンの遠隔操作は、
何度か山を乗り越えて、8ヶ月
ほどして、大分進んでいました。

1.電源を入れ、
2.計算をするための条件が書かれた
  設定ファイルを送信し、
3.その設定ファイルについて、計算を
  させて、
4.結果を手元にダウンロードさせてから、
5.パソコンをシャットダウンさせる

ここまでで、大体良いのですが、
残るのは、どのようにして、自宅から
インキュイットの自室にアクセスすれば
良いかということです。

さいわい、インキュイットでは、
各部屋(各個人)に、グローバルIP
アドレス(固定式)がひとつ、割り当て
られていました。固定式のグローバル
IPアドレスですから、世界に一つです。

電話番号のようなもので、この
アドレスを遠隔操作ソフト(VNC)の
接続画面に入力すれば、簡単に
自室に接続できます。

また、接続先のパソコンに番号を
つけておけば、固定式グローバルIP
アドレス+パソコン番号の組み合わ
せで、特定のパソコンに接続させる
ことも出来ます。

しかし、一般的に、各家庭では
プロバイダーから割り当てられる
IPアドレスは、通常は、固定式では
なく可変式なので、電話番号のように
自分のものとして使えません。

そうした場合に、IPアドレスを、
ドメイン名(・・・.comなど)に置き
換えて、IPアドレスが変化しても、
ドメイン名でアクセスすれば、
接続が出来るような仕組みがあります。

ダイナミックDNSと呼ばれる
サービスで、無料で使えます。
DynDNSという名前で海外のサイト
ですが、手軽なものも人気です。

ブロードバンドルーターは、この
ダイナミックDNSに対応することで、
自宅でサーバーを立ち上げたいという
人に配慮している製品も多いです。

モデム接続の場合には、Diceという
フリーのソフトも使えます。

自分のインターネット接続が、
どのようなIPアドレスになって
いるか、等の情報は、簡単に調べる
ことが出来ます。

http://www.ugtop.com/spill.shtml

にアクセスすれば、一瞬で表示されます。

こうした無料のドメイン管理ツールを
遠隔操作に組み合わせて使うことで、
ほぼ、完全に無料で、遠隔地にある
パソコンを使えるようになります。

近い内に、HPにまとめて紹介です。

こうして、色々、インキュイットでの
話を書いてきましたが、別に起業に
興味のない方や、パソコンの遠隔操作
にも興味がない方には、退屈な話に
なりそうなので、これからは、軸足を、
少しずつ、生身の人間の話(適当な
表現が見つからないのです)に戻して
いこうかと思います。

遠隔地のパソコンのデスクトップ操作について

このインキュイットという施設は
今年(2009年)春に、その役割を
終え閉鎖されることになったの
ですが、今でもまだ、卒業生の間で
は、OB会があったり、こまめに
情報交換が続いているようです。

関西でIT起業を考えている人に、
こうした温かい人達と、胸襟を
開いた情報交換が出来るという
のは、貴重なことだと思います。
入退会も受け付けているようで、
興味がある人は、今からでも参加
出来るようです。

摂津水都信用金庫が、こうした
地域に根ざした起業活動を温かく
見守ってくれていて(融資も含め)
活動場所の提供など、便宜を
図って下さっているようです。

セミナーの内容を、私がまとめた
ものをPDFファイルにして閲覧
出来るようにしました。
起業に関するセミナーまとめ
(ざっと目を通す程度のメモです)

起業に関する、法律から、マナー
講習会のコツなど、内容は色々
ですが、参考になるかもしれません。
(講師や会社名は匿名に変更)

意欲のある方に、多少は役に立つ
内容かもしれませんが、大阪府の
補助金が入っていますので、勿論
取り扱いは公共に資する範囲です。

座談会の内容は、プライベートな
質疑応答があるので、公表は
出来ません。

しかし、例えば、会社の名前の
付け方のコツ、無料で会社の
PRをするコツなど、なるほど!と
参考になることなど、学んだことの
一部なら、書けるかもしれません。

この座談会の座長の社長さんは、
大変面倒見が良い方で、今でも、
OB会に顔を出して、相談窓口に
なって下さっているようです。

その社長さんが、起業家に是非、
読んだら良いと、勧めて下さったのが
「はじめの一歩を踏み出そう」
マイケル・E・ガーバー 著
はじめの一歩を踏み出そう

コンパクトな本ですが、米国の
起業家の間では名著として読まれて
いるそうです。日本ではまだ、あまり
知名度はないかも?しれませんが。

私が試みていた、遠隔操作による
パソコンの操作は、

1.電源を入れ、
2.計算をするための条件が書かれた
  設定ファイルを送信し、

まで、進みました。

3.その設定ファイルについて、計算を
  させて、
4.結果を手元にダウンロードさせてから、
5.パソコンをシャットダウンさせる、

3~5までは、要するに、
遠隔地にあるパソコンの画面を、
手元の画面に映し出して、マウスで
操作したら全て出きることです。

「結果を手元にダウンロード」も、
自分あてに、添付ファイルで、計算
結果を遠隔操作で、送れば良いし、

「パソコンをシャットダウンさせる」も
Windowsの場合には、特に簡単で、
スタート→シャットダウン といつもの
方法で大丈夫です。

これは、前に書きましたように
以前、大学で、韓国人の研究員の方から
教わった、VNCという無料ソフトを
使います。WindowsXPproの場合は、
リモートデスクトップが使えますが、
この場合は、シャットダウン出来ない
ので、Windows2000やMacでも
使える、VNCの方が便利です。
(リモートデスクトップの方が、
 操作スピードはやや速いですが)

ポイントは、どのようにして、外部から
遠隔地にある、特定のパソコンの
画面を呼び出すか、ということです。

そのためには、遠隔地側のルータに、
設定をしなければなりません。
また、相手先のパソコンの側にも、
呼び出し番号をつけておきます。

この2つの設定さえすれば、
自宅から、インターネットでつながった
遠隔地の特定のパソコンを操作して
作業をさせることが出来ます。

この設定も、HPにまとめました。
近いうちに公表する予定です。

パソコンへのファイル転送方法を考える

このインキュイットという施設では、
ITを使った起業を支援するという
役割があり、そのために、大阪産業
振興機構からも、イベントの案内や
助成金申請のお知らせなどが、
こまめに入ってきました。

そのイベントというのは、中小の
ベンチャー起業が、大きなフロア-で
ブースを借りてPRを行ったりする、
「ベンチャーエキスポ」という名の
イベント等で、ここで、名刺を交換
して人脈をつくったり、目新しい
技術を発掘したりするものです。

OK-NET(大阪-韓国IT
ビジネス交流ネットワーク)などで
海外に手を広げられた方もいました。

私達の方は、プログラムの開発や作成
をする予定で、販売は他の会社の方が
担当していたので、そうした交渉や
営業は必要ありませんでしたが、
こうしたイベントに積極的に参加され、
地道に活動されて、手を広げられた
方も中にはおられました。

座談会では、

HPのアクセスログの無料解析ツール
の紹介といった技術的なことから、

人脈の作り方や、助成金の申請方法、
資金の集め方(保証人なしで資金を
借りる方法)など、毎回、テーマに
縛られずに、柔軟に教えて頂きました。

また、セミナーでは、もう少し内容を
絞って、まとまったことを学びました。

例えば、公認会計士さんには、
キャッシュフローといった、会社の
会計収支の話を、
元銀行の融資担当員の方には、
創業者のための金融機関との取引の
始め方、つきあい方を、
司法書士の方には、
会社の設立のための手続きを、

といった具合で、ITとは言いますが、
法律分野に関するものも、多かったです。

一方、私は、

当時、ソフトの開発のための下準備や
整理と平行して、パソコンの遠隔操作
について、実験を繰り返していました。

私が必要としていた遠隔操作は、
遠く離れた場所にあるパソコンに
インターネットを使ってアクセスし、
計算をさせることでした。手順は、

1.電源を入れ、
2.計算をするための条件が書かれた
  設定ファイルを送信し、
3.その設定ファイルについて、計算を
  させて、
4.結果を手元にダウンロードさせてから、
5.パソコンをシャットダウンさせる、

という一連の操作です。

会社の専用回線を使ったりする特殊な
状況でなく、また、高価なサービスや
ソフトを使うことなく、可能な限り、
無料でコストを抑えた方法を考えて
いました。

1.のパソコンを遠隔操作で電源を
入れる方法は、前回に書きました。

2.の条件が書かれた、設定ファイルの
転送の方法は、HPの作成で使う、
FFFTPという無料のソフトが使え
るということはすぐに分かりました。
FFFTP

ここで、工夫が必要なのは、どうやって、
遠隔地にある、”特定の”パソコンに送るか
ということです。

相手先のパソコンには、FFFTPを
受ける機能を持たせる必要があります。
(パソコンが起動時に、FTPの
 サービスが自動的に働く必要がある)

また、ルーターにも、FTPサービスを
特定のパソコンに向ける設定が必要に
なってきます。

こうした、諸々のことを考慮しながら、
分かったことは、

まず、ファイルを受ける側のPCには
FTPサービスソフトをインストール
しておきます。(Windowsの付属の
ものより、多少、使いやすいです。)

日本語では、TinyFTPという
ソフトが使いやすく、英語版ですが
自動起動する、WarFTPという
ソフトも有名です。

また、ファイルを送る時ですが、
相手先がUnix系のPCの場合や、
SSH等で保護されている時には、
FFFTPではなく、WinSCP3が
使えるということです。
winscp3

また、WindowsのPCの場合は、意外と、
チャットやメッセンジャーのソフトが
ファイルの転送にも使いやすいという
ことが分かりました。これは、
デスクトップ遠隔操作ソフトを同時に
組み合わせて使います。

ルーターのファイル転送についても、
設定をHPにしてあるので、また、
紹介出来るかと思います。


楽しみだったのが、お弁当です。

建物のすぐ前に、おばさんが売りに
来られるお弁当と、もう一つは、少し
離れたところに、行列が並ぶほどの
お弁当の出店屋さんがありました。

おばさんのお弁当は、ボリューム
たっぷり手作り風です。
手づくり風お弁当


出店の方は、彩り鮮やかに、多品種の
ものが、上品に盛り分けられています。
人気のお弁当

出店のお弁当の方は、誰にでも
評価が高く、飛ぶように売れていました。

おばさんの方は、暑い日も寒い品も、
おばさん一人で頑張っていました。

おばさんと、一言、二言かわす挨拶が
楽しかったので、(たまに、比較研究
目的?で、人気のお弁当も買いましたが)
1年間、おばさんのお弁当にお世話になり、
特に、大きな出し巻と、カラスかれいの
煮つけが大好きでした。
かれいと出し巻

どうしておられるか、時々、今でも、
お昼の時間に思い出しています。

食べているものが、仕事でも遊びでも
最後の根気と粘りにつながる、大事な
要素である、と今でも思っています。
(粗食でも、栄養のあるものを食べる
 ということです。美と同時に!)

パソコンの電源を外から遠隔で入れる方法

インキュイットという施設に入居
した直後は、机一つ、椅子一つの
状態でした。

サイズの合う机や椅子をなるべく
お金のかからない方法で手配し、

パソコン、FAX、電話、ルーター
モニター、文房具、ソフトなどを
一人で、少しずつ運び込んで、
こじんまりとはしていますが、一応
オフィスらしきものにしていきました。
インキュイット部屋2

この部屋は北西に窓が2面もあり、
風水からも、勉強に適した位置でした。
インキュイット部屋1

ここに座って、1年後には、会社を
設立するという目標をかかげます。

2階でしたので、下のとおりが
見下ろせて、町の様子も良く分かり
ました。ときおり、隣のブースの
声はよく聞こえるのですが、まあ、
集中して作業できました。

第1回セミナーは、公認会計士の
方による、「事業計画書の書き方」
でした。

なぜ、事業計画書が必要なのか、
理由が4つある、というところから
入りました。

第1回座談会は、「CRM、SCM」
の話でした。

Amazonなどが持っている、顧客の
データーベースや販売記録のことで
顧客の好みを推測し、提案すると
いうシステムのことです。

内容については、ここでは詳しく
書かずに、別の形で紹介出来ればと
思っています。

写真に載っているパソコンは、
事務処理用のノートパソコンと、
Windowsと、Linuxの二つのOSが
入った、計算用のパソコンです。

まず、これらのパソコンの電源を、
どのように自宅から入れるかから、
検討しました。(人に頼まずに
スイッチを入れる方法です。)

つまり、パソコンの遠隔起動の
方法なのですが、Webで調べたり、
試行錯誤した結果分かったことは、

1.
インターネットの接続に、モデムを
使用している場合には、Modem On Ring
という機能を使う方法もあります。

しかし、Modem On Ringが使えるモデム
(外付け)は古いタイプなので、方々
探しましたが、見つけられませんでした。
しかも、今は、光ファイバー回線です。
検討を中止しました。

2.
同じLAN内にあるのパソコンの起動
だけならば、Magic Packet という、
フリーのソフトが使えました。

これも、ルーターの外、自宅からだと
使えないことを、作成者に問い合わせ
確認し、あきらめました。

3.
最後に、見つけたのが、明京電気の
Lan de Boot miniでした。
遠隔起動装置 Lan de Boot mini

廉価版でも、3万円から4万円ほど
しますが、ブラウザーから、目的地の
パソコンの電源を入れることが出来
ました。パソコンだけでなく、部屋の
照明の電源も入れることが出来て、
優れものです。
(Lan de Boot mini 操作画面です
 クリックで拡大します)
Lan de Boot mini 操作画面

パソコンは、はWOL(Wake Up on Lan)
対応であることが必要ですが、今時の
ものは、大抵、大丈夫でしょう。

4.
パソコンの遠隔起動が出来る機能が
ついたルーターがBUFFALOから、
数年後に出ました。(BHR-4RV)
便利ですが、部屋の照明までは
スイッチON出来ません。

簡単に書きましたが、実は、ここまで、
たどりつくのに数ヶ月もかかってしまい
ました!他のことをしながらでしたが、
かなり、苦戦した課題でした。

IT起業支援施設のセミナーで学ぶ

このインキュイットという施設は、
24時間、自由に使うことが出来ました。

コピー機やプリンター、自動販売機や
電子レンジ、シャワー室などもあり、
和室もあったりして、古い建物ながら、
なかなか、使いやすい施設でした。

また、月に1~2回ほど、自由参加の
セミナーがあって、会社設立手続や
資金集めの方法など、会計士さんや
弁護士さん、そして、元銀行の
融資担当者の方など、専門の方が
講義をして下さいました。

また、ベンチャー企業を既に成功
させた方が座長としての司会で、
座談会という、フリー形式の質疑
応答の時間も月に1回ほどあって、
時には、ベンチャー支援専門家の
方なども、ゲストで参加されて、
経験談を話して下さいました。

こうした、セミナーや座談会を
通して、今まで知らなかった世界、
特に、インターネットを使った
仕事はどのようなものがあるのか、
新しい知識に触れることが出来て、
大変勉強になりました。

パソコンを使われる多くの方は、
自分で会社を設立するところまでは
行かなくても、もし機会があれば、
自分でも在宅で起業をてみたり、
副業をしてみたい、という方は
多いようです。

せっかくですので、そうした方
にも役に立ちそうな、セミナーの
中身の紹介を、差し障りのない
範囲で、書こうかな・・、
とも思っています。

今まで、工業用のソフトウエアーの
開発としてプログラムを作成したり、
計算結果を検証する等といった、
理系の知識を使った、開発をして
きましたので、インターネットで
商品を販売したり、ホームページを
作成したり、という知識というのは、
馴染みがありませんでした。

色々な方がいるなあと、半分圧倒
されながらも、営業力も必要だし、
人脈の作り方など、学べることが
沢山ありそうでした。

こうして、未知の領域に足を半分
入れながら、来年には、ソフトの
開発をする会社を設立出来るよう、
情報収集や、レポートの作成、
既に作成したプログラムの検証や
まとめ、機材の購入などの作業を
していました。

この施設は、自宅から、1時間ほど
大阪市営地下鉄の西中島南方駅から
歩いて10分のところにありました。
(今年の春、閉鎖になりました)

実はその頃、家の都合もあって、
毎日、施設に行くことは出来ません
でした。少し作業をするだけでも、
往復2時間かかるので、どうしたら、
時間を節約出来るか考えていました。

そこで、思いついたのが、以前の
日記で書きましたように、大学で
韓国人の研究者の方に教わった、
パソコンの遠隔操作です。

この遠隔操作をフルに使って、自宅
から、施設のパソコンを操作出来る
はずだと考えつきました。

まず、自宅から、施設のパソコンを
起動させる方法から考えていくことに
しました。(続きは、次回に・・・)

IT起業家の多彩な顔ぶれ


この大阪府のIT起業家支援施設、通称、
インキュイットは、確か前の年(2002年)
から始まっていました。

1年前に入居された、先輩にあたる方々は、
簡単に報告書を書くのですが、その中でも、
起業に向けて、優秀な進歩を遂げられた方
には、カップラーメンの発明者であり、
日清製粉の創始者で社長の(故)安藤百福氏      
から表彰と支援金が頂けるのでした。

後で、安藤百福氏は、高校の先輩だと知り、
面白い縁だなあと感じました。

先輩の1年間の成果発表会には、我々、
新しい入居者も、参加しました。その中で、
特別賞に輝いた先輩は、女性の方でした。

熱意のある、印象的な発表だと感心して
いましたが、やはり、今でも、その方面の
エキスパートとして、着々と会社の業績を
上げておられます。

さて、4月にインキュイットに入居して
から、しばらくして、入居者の交流会が
設けられました。

そこで、初めて、他の入居者の方々の
顔と名前を知ることになりました。

実に多彩な、顔ぶれで、年齢も、前歴も、
職種も、全くばらばら、IT起業という
ことで、一応の共通点がありましたが、
多様な顔ぶれでした。

例えば、

インスタントラーメンやおにぎりの
成分解析をする予定の方に始まり、、

ネット通販の方、企業内IT情報化促進、
SOHO(個人オフィス)コンサルタント、
ホームページの音声化、環境・規制IT化、
在宅医療試験ツール、建築CAD、
ITビジネスのスキルアップ支援、
リサイクル・中古品販売、ASP、
HP広告作成などなど、

私たちは、流動解析をするソフトの
開発でしたので、一番近い分野では、
隣室に入居された、樹脂の流動解析を
されておられる方でした。

計算を速くするために、パソコンの
ゲームの開発をされている方があれば
ヒントが得られるかという目論みも
ありましたが、分野が違いすぎて、
そうした出会いはありませんでした。

しかし、私個人としては、今まで、
メーカーや大学の研究で来たわけで、
こうした、様々な人との交流を通し、
新しい知識が増えたようです。

これだけの分野で、IT化で起業を
目指す人がいる、1年いると、色々
ありましたが、面白い試みだったと
思います。

今思うのですが、ITという技術を
生かすには、専門知識を使いながら、
どれだけターゲットを絞れるか、に
かかっているようにも思えます。

IT技術は、漠然とした、何でも屋には
相性があまり良くないということです。

人間の言葉は、多少、文法外れでも
熱意やジェスチャーで伝わる部分も
ありますが、IT技術はコンピューターと
いう、融通の利かない(=プログラム
上の誤りがあると実行されない)機械を
媒体としている宿命かもしれません。

緻密に、ターゲットを絞れるようになって
IT技術が生きてくる、その後も経験からも
そういう感じがしています。

(私は、そうした絞込みが、苦手です。)

ITで起業するのを支援する施設に入る

さて、山あり谷ありのではありましたが、
何とか無事に大学での、ソフトウエアー
開発の仕事を終えることが出来ました。

大学で開発したこのソフトを、今後販売
していくことは、担当の会社が決まって
いました。

しかし、プログラムの改良や、手直し
などを引き続きどのようにするかに
ついては、未定でした。

研究者は一時的に、中国、韓国の大学
から呼んでいて、また、日本の各企業
からは、一時的に出向、という形で
集まってきた研究員でしたので、ずっと
そのままの体制で、大学において、引き
続きソフトを開発するというのは無理でした。

そこで、大学発のベンチャー企業を
つくって、その会社で開発を引き継ぐと
いうことになりました。

ただ、いきなり、その春に会社を
立ち上げ、仕事をするというのは、
人材を集めることが出来ず、場所の
確保も難しいものがありました。

ちょうど、その時は、企業ブームで、
国も、1円で株式会社が出来る制度を
つくったり、府や県も、補助金を出し
バックアップしていました。

そうした流れの中で、大阪府が、
ITベンチャー起業を応援、促進する
という名目で、旧税務署の建物の一部を
改装し、ITベンチャー起業を目指す人に
部屋を与えて、便宜を与えるという
企画に出会いました。

応募と、審査があり、選ばれた人は、
部屋を与えられて、1年間の期限付きで
起業を目指すのです。

その企画に、応募して、運良く
審査に合格することが出来ました。

応募は、4名ほどの連名でしたが、
皆、継続する前職がありましたので、
事実上、毎日、その施設に通える
のは私だけでした。

新大阪駅の一つ、向こう、西中島
南方にある施設で、建物自体は、
古いものでしたが、当時はぜいたく
だった、光ファイバーも、各部屋に
来ていて、使い放題でした。

多くの人が、個人起業家で、大部屋を
パーティションで区切った机を一つ
与えられていましたが、私たちは、
3つほど机がおける部屋でした。
インキュイットの部屋(その1)
(西日で逆光!)

北と西に大きな窓があり、夏でも、
涼しい快適な部屋でした。
インキュイットの部屋(その2)


入居の日に、鍵を渡されて入った部屋
には、机と椅子が一つ置かれていました。

ここに、インターネットが使えるよう、
各自で、ルーターやモデム、パソコン等
運び込むのです。新しい環境です。

会社でもなく、大学でもなく、
起業家の卵、という形で入居でした。
名刺もありません。

ここで、1年間ですが、好きなように、
仕事を進めること、ということでした。

元々、4年前に、事情があって、
会社を辞めた後、事務員として
大学に来たわけです。

最初の話では、事務の仕事自体は、
そう、ハードでもないので、その間に
自分の仕事を立ち上げようと考えて
いました。環境としては、4年ほど
前にさかのぼった状態に、近いもの
がありました。

早速、ソフトやら、パソコンやら、
まあ、起業の準備作業に必要だと思わ
れるものを一人で運び込みました。

今後、この施設(インキュイット)で、
会社の起こし方、設立資金、税金対策、
会計、その他も学ぶことになるのでした。

他の部屋には、どういう人達がいるの
だろう、というのは関心がありました。
IT起業家を目指す人々とはいかに・・。

今後は、この施設(インキュイット:
incubationという、卵の孵化を意味する
英単語に、ITを組み合わせて、
incueit、つまり、インキュイット)
での生活や学んだことについて、また、
書いてみようかと思います。

パソコンを使った作業の進め方を学ぶ

工業用のソフトウエアーの開発も、
大きく見れば、製造業のひとつで、
作業の効率を上げて、より品質の
良いものをつくるために、管理の
方法が工夫されています。

製造業では、ISO(イソ)という
品質管理基準がありますが、この
基準に沿うか形で、ソフトの開発に
役立てる基準として、「共通フレーム」
という枠組みが提唱されていました。
共通フレーム98

韓国、中国、そして、複数の企業
から研究員を大学に集めて共同で
仕事をする時に、ある一つの方針が
ないと、まとまりがつかないという
ことを肌で感じていましたので、
この、共通フレームに沿って仕事を
してみようと思い立って実行して
みました。

共通フレームは、大まかには

1)管理プロセス

  文書の仕様の統一、整理

2)環境整備プロセス

  長時間のパソコン作業でも
  心身ともに健康で、充実した
  状態で仕事をする環境をつくる

3)改善プロセス

  常に、より良い方法を考えて
  アイデアを、試験し、結果を
  見て、さらに改良する
  PDCAサイクルに従います。
  Plan(プラン)・Do(実行)・
  Check(確認)・Action(再実行)

4)教育プロセス

  仕事に関する技術、周辺分野の
  技術を高める教育をする

5)開発プロセス

  ユーザーの意見を聞いて、製品の
  どの部分を変更、改良したら良いか、
  目で見て分かるように整理し、
  作り直し、最終的に、ユーザーと
  その効果を確認する

の5つに分かれています。

特に、5)開発プロセスは、
ソフト開発の場合は、プログラムは
ユーザーに見えないので、目で見て、
どこを改良したのか、実感しやすく
する工夫が必要なようです。

また、この、開発プロセスは、

ユーザーを表層として、プログラムの
心臓部分を、深層とすると、下の
図のように(クリックで拡大)なり、
表層から、深層部へ、そして再度、
表層へ戻る、というイメージです。
(進む矢印の形から、ソフト開発の
 Vプロセスと呼びます。)
開発のVプロセス

この、共通フレームの考え方は、
パソコン化が進んでいる、あらゆる
業種でも、同じことが言えるでしょう。

なお、組織の成熟度を示す指標として、
共通フレームでは、

レベル1 個人的な作業
レベル2 標準化、仕組みの確立
レベル3 組織的、統合的運営
レベル4 計測管理、組織改善
レベル5 改善の仕組みの自動化

となっています。(クリックで拡大)
組織の成熟度

常に、仕事の効率や充実感といった
ものが、何らかの点数で計測されて、
その改善に向けて、常に努力がなさ
れている状態というのが、レベル4
です。

そして、そのような、意識的な
改善行動が、無意識に、自動化されて
いる状態が、レベル5です。

この、成熟度を示す指標というのも
どのような職種でも、生活活動でも
参考になる指標化と思います。

何も予備知識がないまま始めた
仕事でしたが、

この、産(産業界)、官(国)、
学(大学)合同のプロジェクトは、
外国の大学も含めて、多様な人材を
共通の目的に向かって、組織的に
協力する、という意味で、簡単では
ありませんでしたが、関わった全ての
人にとって、良い経験になりました。

(作業環境)改善プロセスは、後半
かなり工夫してみました。

パソコンを眺めて、1日仕事をして
いると、集中力が下がるのです。

それで、様々な工夫をしてみました。

アイ・ストレッチ用ソフトの利用(目)、
集中力の上がる音楽CDの利用
-α波(耳)、アロマテラピー(鼻)、
加湿器、キャンデー(のど)、木炭
(皮膚、電磁波)、観葉植物(酸素)、
風防板(冷房対策)、
パソコンでの作業環境

こうした取り組みで、一定の効果は
得られたのですがが・・・、
問題が出てきたのです・・・。

私の腰が、そろそろ、痛み出して
いました。ウエストも、どんどん
大きくなり、コーヒーはミルク、
砂糖抜きにして、少しましになり
ましたが、体重が増えました。

このままでは、太った腰痛持ちに
なってしまう・・・

そうした健康への意識が、その頃は
だんだんと強くなっていくのでした。


解析(シミュレーションソフト)の使い方

難しい内容の話を書くのも、もう
そろそろ峠を越えました。

コンピューター用のプログラムを
作成するという、自分でも未知の
分野の仕事に遭遇し、C言語を
独習するところから始まって、
3年経つ頃、何となく、工業用の
解析(シミュレーションソフト)に
ついて、全体像が、見えてきた
という感じになっていきました。

それで、自分達が開発している
工業用のソフト以外に、どのような
ソフトがあるのか、気になりました。

ちょうど、その頃、大学の無料の
講座で、流体の解析ソフトの使い方
講習があったので申し込みました。

流体解析とは、液体や、気体が
どのように流れるか、計算して
予測するためのソフトです。

クレイドルという会社の
STREAM(ストリーム)でした。

会社から説明に来て下さった方の
説明が分かりやすかったです。

それで、今度は、自分で解析ソフトの
講習についてホームページから調べて、
MSCという会社の、解析ソフト
Visual Nastran for Windows という
ソフトの講習を3万円ほど出して受け
てみました。

講習は、大阪のあるビルの一室で、
他の企業の方とも合同でします。

講習は良かったのですが、この解析
ソフトは使うのが、初めてでしたので、
初日から、ついて行くのが大変でした。

別に、ノルマや宿題がある訳では
ないのですが、他の受講生の方が、
先へ先へ進むのを邪魔しないように、
必死でした。

何とか、講習を終えると、終了証が
もらえて、機械計算の資格をとる時、
実技の試験は免除されるのでした。


でも後で、気がついたのですが、
人数限定で、大学の費用持ちで、
解析ソフトの講習が受けられる
制度がありました。

その一つが、

前に、自分のお金を出して受けた、
MSCという会社の、振動や応力
などの代表的な解析ソフトである、
NASTRAN(ナストラン)です。
前回はWindows版で、今回は、
Unix版なので、少々高度です。

運良く、早めに申し込んだおかげで
受講する資格を取れたので、講習を
受けることが出来ました。

集中して、3日間の講習があるの
ですが、正規で受けると、7万円?
とかそれ以上の費用がかかります。

値段にたがわず、マニュアルは、
詳しく、分かりやすく書かれて
いますが、分厚くて重い!
MSC Nastran マニュアル

この、講座は、1年につき、1回しか
応募のチャンスがないのですが、
その後は、毎年応募をして、結局は、
3年間かけて、3回受講し、自分で
費用を支払ったものも含めると、
4つの終了証がもらえました。

(Visual Nastran、 Nastran、
 Marc、Patran です)
MSC Nastran 受講終了証明書

また、大学の無料の講座ですが、
化学計算をして、分子の軌道や反応
エネルギーの計算をするソフトである、
Gaussian(ガウシアン)の講習や、
その計算モデルを作成する、
MolStudioというソフトの使い方も
習えました。
Molstudio

そして、大体分かったことは

解析ソフトの使い方の手順は、

1.モデルの作成

CADのようなソフトで、まず、
計算するモデルを作成します。
計算条件を決めて、入力します。

この役割をするソフトを、
「プリプロセッサー」と呼びます。

2.計算

パソコン(コンピューター)に、
先のモデルと、計算条件の入った
ファイルを、定められたフォルダーに
入れます。そして、そのファイルに
ついて、計算を開始させます。

「ソルバー」というソフトが
計算をします。

3.結果を表示

計算が終わったら、結果が書かれた
ファイルが出来上がります。

より、見やすくするために、表示
ソフトを使って、結果をみます。
アニメーション表示など出来ます。

「ポストプロセッサー」という
ソフトが担当します。

どのような、解析ソフトでも、多分
同じような手順になるでしょう。

使いこなすには、経験も慣れも必要に王
なりますが、解析ソフトを使うための
の大まかな、流れがつかめて、お金は
かかりましたが、勉強になりました。

このように、この時までは、ちょっと、
高度で、頭を使うパソコンの使い方を
してきました。

しかし、その後は、ホームページなどの
特に専門的な知識が必要ない、普通の?
パソコンの使い方を勉強することに
なぜか、話が展開していく予定です。


パソコンの能力の限界の壁について

パソコンを使って、計算をさせる
ことを続けてきたのですが、
常に一つの壁にぶつかります。

パソコンに、計算をさせる時に、
その、計算が速ければ速いほど、
より、精密な、より、大規模な
計算が出来るようになります。

計算の速度は重要です。

いくら、精度良く、沢山の計算が
出来て、結果を予想出来たと
しても、もし、その計算が、何日
もかかるようであれば、いっその
こと、計算などせずに、実験をして、
確かめてしまう方が良くなったり
してしまいます。

ですから、

計算が速ければ、速いほど良い
(同じ精度であれば)のです。

そこが、例えば、計算ソフトを
作成している会社では、激しい
競争となるわけです。

では、

計算の速さは何で決まるのでしょうか。

ここで、たとえ話になります。

買い物に行って、パンを買ってくると
いう例えにしてみましょう。

パンの値段は、100円だとします。

Aさんは、頭の良い人で、家から
パン屋までの近道を知っています。

しかし、ポケットには、10円しか
なく、銀行に1万円の貯金があり、
それを引き出す必要があります。

一方、

Bさんは、あまり頭が回る人では
なく、パン屋まで、たどり着くのに
時間がかかります。ポケットには
小銭が沢山、数百円ほどあります。

しかし、銀行に預金はありません。

パンを買いに出たら、Aさんと
Bさんは、どちらが速く、パンを
買って家に戻れるでしょう。


もしも、近道が普通のルートより
はるかに、短縮されるのであれば
Aさんが、速いでしょう。

でも、もし、近道といっても大して
変わらない場合には、Bさんが、
速いでしょう。

パソコンでも、計算を(もっと広く
言えば、パソコンの処理)させる
ときには、同じことがおこります。

●頭のよさ = CPUの処理速度

●小銭 = メモリー

●銀行口座 = ハードディスク

の関係です。

いくら、頭が良くても、小銭が
なければ、パンは買えません。

銀行口座に100万円あっても、
引き出すのに時間がかかります。

つまり、

いくら、性能の良いCPUを持って
いても、メモリーが大きくなければ
大きなハードディスクを持っていても
処理は遅くなってしまいます。

また、

少々、頭が良くなくても、小銭が
あればパンは買えますが、銀行口座に
大金がなければ、車は買えません。

つまり、

CPUの性能が良くなくても、小さい
処理は、メモリーに余裕があれば、
問題なく出来ます。しかし、ハード
ディスクに余裕がないと、大きな
処理は出来ません。

実際には、

CPUの性能(処理速度)というのは、
CPUのクロック数だけではなく、
CPUに与える指示(プログラム)の
仕方にも影響されます。

いくら、性能の良いCPUでも、
指示(プログラム)がまずければ、
効率の低い処理になってしまって
CPUの性能が発揮されません。

ということで、

パソコンの処理能力には、

CPUタイム=CPUの処理にかかる時間

メモリーサイズ=必要なメモリーのサイズ

として、

CPUタイム×メモリーサイズ=K(一定)

という一つの壁があります。

「天は、人にニ物を与えず」と言いますが、

CPUタイムを短くするよう、プログラムを
作成すると、必要なメモリーのサイズが
大きくなってしまうのが普通なのです。

この、Kの値を、いかに小さく出来るか、

ここが、計算速度の速いソフト開発で
あったり、性能の良いパソコンを作る時に
壁になります。

二つの、相反するものを、いかにして、
取り入れて、より良いものにするか?

パソコンに限らず、生きていく上で、
常に悩まされる問題です。

そして、それは、簡単ではありません。
それでは、不可能なことでしょうか。

最近思うのは、相反する二つのもの、
出会うと、もう一つ、三つ目のものが
生まれて、それが新しい価値になる
原動力になるということ。

もう一つは、相反するといっても、
全くの、プラス、マイナスの関係では
なく、お互いに、多少はその性質が、
似ている部分もないことは、ない、
ということです。または、ある程度は、
どちらも、崩れているということです。

だから、厳密に、プラスとマイナスが
作用すると、プラスマイナス0で何も
生まれませんが、その共通点か、
崩れている部分があってこそ、何か
新しい物が常に生まれるといことです。

素粒子論の世界に似てきますが、
先日、ノーベル物理学賞をとられた
益川先生の話も、そういうことに
近いようです。参考になりました。

とにかく、

パソコンの処理能力に関する一つの
大きな壁の問題を、どう乗り越えるか
CPU、メモリー、ハードディスク
ソフトウエアーの関係が変わらない
限り続きそうな、課題の方向です。

プログラムを作成する側としては、
メモリーに負担をかけない、より
無駄の少ない近道(アルゴリズム
と呼びます)を考えて書けるか?

K(一定に見える)を最小化しよう!

これが、合言葉であり、当面の
課題なのです。
(ああ、難しい)

古いパソコン、新しいパソコン

話が、パソコンのメカニズムに
切り込んできましたので、
あまり、脱線しないように注意を
しつつ、パソコンの能力について
考えてみるという方針で書きます。

たまたま、自宅の古いパソコンと
大学の新しいパソコンの間で、
同じ計算をしてみた結果、ほんの
少し(小数点5つ位下)で異なる、
ということを書きました。

原因は、CPUの演算方式の
差が原因ではないか、という
ことを思いついたわけです。

実は、パソコン工房という会社の
ちらしが、こまめに配達されて
くるので、何か活用できないかと、
数年前から、パソコンのCPUの
値段をメモにしていました。

そして、ここ数年間の、CPUの
1Gヘルツ当たりの値段を、例に
よって、エクセルのグラフにして
変化を見てみようと、思いつき、
事務員の方に勉強ついでに、
入力して頂いてみました。
CPUの価格の推移グラフ
(クリックで拡大します)

上の青い折れ線は、Xeonという
インテルのサーバー用のPCに
使われている安定性の高いCPU
の価格。

下のピンクの折れ線が、注目の、
インテルのペンティアムⅣです。

途中で、価格が上がっている部分が
ありますが、原因は分かりません
でした。後で調べてみた結果、

PentiumⅣの、3.06GHzからは、
プロセッサ内部で並行処理を行う、
パイプラインという部分の、利用
効率を上げるために開発された、
Hyper-Threadingテクノロジー(HT)の
ためではないか(難しい言葉!)

ということでした。

以前に、CPUとプログラムの
処理の関係を、アセンブラ言語
(4月28日の日記)の勉強で少し
理解していたので、ああ、可能性
としては、有り得るなと感じました。

それで、

インテルのペンティアムⅡ、
ペンティアムⅢ、ペンティアムⅣ
と色々条件を変えて計算をして
みました。

その結果、どうも、CPUだけでは
なく、OS(Windows95 98 2000 XP)
でも差があるなと感じたのです。

そうしたことを、きちんと確かめる
ため同じスペックのパソコン
(CPUとメモリーは同じ)に、
異なるOSをインストールして、
計算をさせるというアイデアになり
ました。

同じパソコンに、複数のOSを
入れて、起動させるときに、どの
OSを選択するか選べるように
するソフトが、ライフボート社の
「パーティションコマンダー」です。
システムコマンダー

OSのインストールのサポートが
丁寧で、後で困った時でも、
何度も詳しく電話やメールで
手伝って頂けました。下のように、
Windows系を3つ、Linuxを入れました。
システムコマンダーの画面

良いプログラムにするには、使用
するパソコンの仕様(CPU、メモリー、OS)
も最適化しないといけない、という
ことにも気が付きました。

ハード面と、ソフト面のすり合わせです。

独自に開発したソフトを売るのも良い
ですが、そのソフトが一番効率良く
動く、パソコンも一緒にセットにして
販売すると、良いかもしれません。

「古いものと新しいものを比較する」

自宅の、古くて遅いパソコンが
教えてくれた、教訓のひとつです。

(ちょっと、技術的につっこみ過ぎて
 しまいました。反省です!)
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