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古くて遅いパソコンのおかげで発見したこと

以前に、私が大学でプログラムを
修正する仕事が思うように進まず、
自宅でプログラムを作成出来る
ように、ソフトを買ったりして、
環境を整えていたと書きました。

結局、大学で、そのまま数年間、
仕事をすることになったのですが、
自宅で用意していた環境が、
思わぬところで役に立ちました。

それは、古くて、遅いパソコンの
活用です。

関わっていたプロジェクトでは、
予算があったので、パソコンの
性能が上がれば、買い換える
ことになっていました。

ですから、その間、私の自宅の
パソコンとの性能の差は、数年で
段違いになっていました。

大学のパソコンでは、計算して
その結果を、アニメーションで
表示させるのですが、小さい
計算なら一瞬で終わり、結果の
アニメーションも同様に、一瞬で
表示されていました。

ある日、自宅のパソコンで、同じ
計算をさせてみようと思い立ち、
前に準備した環境で計算と、その
結果表示がどうなるか、試して
みました。

すると、

計算も、実に遅いのですが、
結果のアニメーションも、実に
ゆっくり、ゆっくり表示される
のです。

パソコンのアニメーションは、
パラパラ漫画の仕組みなので、
画像の処理と表示に時間が
かかってしまうのが、表示が
遅くなる原因でした。

通常なら、ああ、やっぱり
古いパソコンでは駄目だ!
使えない、こんなもの・・・・

になってしまうのですが、
気が付いたことがありました。

結果が、一瞬ではなく、
ゆっくり表示されるので、
途中経過が、非常に詳しく
見えるのです。
要素数が少ない場合の結果表示

つまり、プログラムのあやしい
部分や、いい加減になっていた
部分は、遅いパソコンでは、
その通り、いい加減な結果が
ちゃんと見えてしまうのです。

ごまかしが効かないのです。

それで、今まで修正していた
プログラムの欠陥が見えて
きました。

パソコンの能力をフルに活用し
大きな計算にばかり、気持ちが
行っていましたが、もう一度
小さな計算をさせて、よくよく
結果を見る方針に変更しました。

実際は、数十万個の要素(□の
数)の計算を扱うのです。
実際の要素分割モデル

しかし、あえて、数個~数十個に
して結果を詳細に調べました。
不具合が、見えてきました。

要素分割のイメージ

次に、もう少し要素の数を増やし
だんだん、要素を増やして行き
ました。
要素分割数を上げたもの

そうした方法で、プログラムを
じっくり見直すことで、計算の
結果が前よりも改良されました。

前は、左右で均等ではない結果が
結果表示(左右不均等)

大分、左右均等に近づきました。
結果表示2(左右均等)

計算の速いパソコンだと、何が
何だか分からない内に、結果だけ
表示されるので、こうは簡単に、
プログラムの詳細や欠陥(バグ)
は見えないでしょう。

複雑なことは、まず、小さいことで
検証してみると後が楽です。

もう一つ、おまけがありました。

自宅の古いパソコンの計算結果が、
大学の最新機種のパソコンによる
計算結果と、小数点5つ位下で、
変わっているのです。

原因を考えて、調べましたが、
どうも、CPUの演算方式の
差が原因ではないか、という
ことが思いつきました。

古いパソコンのCPUは、
インテルのペンティアムⅡ、
一方の新しいパソコンの方は、
ペンティアムⅣです。

その間の、ペンティアムⅢなど
色々変えて、計算しましたが、
どうも、ペンティアムⅣで、
新しい技術が入っているように
感じました。

このことが、後ほど、計算速度を
速くする、などの展開へとなる
訳ですが、また次にいたします。
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色々なプログラミング言語を学ぶ

少し、専門的過ぎる?内容の記事が
続いてしまい、反省です。

別にパソコン通でも何でもなく、
成り行きで、プログラムを書くという
仕事になったのは、不思議です。

ただ、プログラミングと言っても、
パソコンに指示書を書くという風に
とらえれば、手紙と同じで、語学の
面もあるような、気がします。

語学は、(英語以外は)興味があり
ました。だから、韓国語や中国語にも
手を伸ばしたのでしょう。

そうとらえると、一生に一度は、
プログラミングミング出会う
運命だったのかも?しれませんが。

なお、

英語は、便利なのですが、あまりに
国際語=実用、の面を強調されると、
反対に、勉強がしんどく感じます。

生まれつき、私は舌が短いのか、
舌がもつれて、流暢に話せません。

私の体には、厳しい言語なのです。

さて、

パソコンのソフトを作成するための
プログラミング言語には、その後も
いくつか、触れることになりました。

まず、大学で必須科目だったのは

Fortran(フォートラン)

科学計算に適しており、Windowsの
パソコンで、気軽にとはいえません。
でも、今でもよく使われています。

そして、

C言語

始めに、必要に迫られて、独学で
勉強した言葉で、長く使われてきた
言語だけあって、やや無骨な面も
ありますが、人間味のある言語です。

そして、Windowsのプログラミングに
使うために勉強した、

C++(シープラプラ)

C言語を元に、洗練された言語で、
無駄が省かれています。その反面、
中身が見えにくいという、やや、
ちょっと、すました感じのする言語。

林 晴比古 著 / SOFTBANK出版
C++

実は、ここまで、勉強したところで、
コンピューターとの間で、最終的に、
どのように、指示がやりとりされて
いるのか、メモリーやCPUと、
プログラム言語の接点が気になり
だしていました。

凝り性なのでしょう。

コンピューターが直接理解する、
マシン語というものは、101101・・
などのように、数字の羅列で、
まったく人間には理解不能です。

では、人間が指示を与える言語
(C言語やC++)と、この、
マシン語との間にあるような、
原始的な言語を勉強してみようと
思いました。

それが、

アセンブラ言語

です。非常に、シンプルな構造です。
ややこしい、プログラミングは
出来ませんが、メモリーやCPUと
言ったデバイスとのやりとりが
見えるような、強力な言語です。

飛田 豊隆 著 / 工学図書
アセンブラ言語

分類上は、低級言語という名前が
ついていますが、ベーシックという
意味でしょう。

また、反対に、最新の高級な言語
にも、興味を持ちました。

実は、最近のようにマシンの種類が
一気に多様化するにつれて、
(Windows、MAC、UNIX、LINUX)
例えば、Windows用に作ったソフトを
MACでも使えるように、移植作業が
必要となっていました。

こうした、移植作業なしに、どの
マシンでも動くソフトのプログラ
ミング言語が開発されました。

それが、

JAVA(ジャヴァ)です。

構造は、C++と似ています。
C++と同じように、Windowsの
プログラミングが得意な言語です。
共に、高級言語と呼ばれるものです。

結城 浩 著 / SOFTBANK出版
JAVA

C++も、JAVAも、
~に対して、~という操作をせよ。
の形式で書いて行くのが特徴です。

この、~に対して、という部分から、
オブジェクト(対象)志向の
言語と、難しい呼ばれ方をします。

また、インターネットが普及するに
つれて、WEBアプリケーションや
通信ソフトなどの開発にも使われる

Perl(パール)

という言語も勉強してみました。

深沢 千尋 著 / 技術評論社
Perl

JavaScriptという言語は、よく
WEB用に使われるので、HPの
作成のために勉強しました。なお
JAVAとの関係はありません。

蔵守 伸一 著 / 
朝日コミュニケーションズ
JavaScript

そして、HPの作成用の言語である

HTML

ご存知の方も多いでしょう。

結局、思いつくだけで、7つ程の
プログラミング言語を勉強する
ことになりました。

共通点は、

英語がベースであるということです。

印字するときには、Printという
指示を書きますし、決して日本語で
insatsu(印刷)とかにはなりません。

どうも、パソコンは欧米人のようです。

もちろん、声も持っていません。

呼吸と密接な関係のある、人間の
音声の言語とは、感じが違います。

そこが、プログラミング言語達の
やさしくないところです。

プログラミング言語で歌を歌える
くらい、心に響く、人にやさしい
言葉に、ならないかなあと感じます。

堅苦しい日記で、また反省です。

WindowsPC用のプログラミングを学ぶ

Windowsの入ったパソコンから、
UNIXのパソコンの画面を遠隔で
操作する方法を説明しました。

当時は、Windowsのパソコンを
使って計算させるよりも、
UNIX系のOSのコンピューターで
計算させる方が、速くて確実と
いう理由で、UNIX系のコンピュー
ター(マシン)用にプログラムが
書かれていました。

けれども、Windowsが爆発的に
普及して、性能も上がってくると
やはり、今後は、プログラムを
Windowsパソコン用に作成しようと
いう方針になり、私達の開発して
いるソフトも、仕様変更が進んで
いました。

基本的には、UNIXやLINUX系の
マシンに、C言語を使って
プログラムを書いていました。

一方、Windows用のプログラムを
書くためには、C++(シープラプラ)
の方が色々便利だとういことで、
若い研究者は、こちらの言語を使う
人もいました。

そもそも、Windowsというのは、
何が良いのか、と言いますと、

まず第一に、気軽に、
「コピー&ペースト」が出来ること。

そして、それを、マウスを使って、
画面のファイルを操作出来ること、
でしょうか。

今では、UNIXやLINUX系のマシン
でも、同じようなことが出来ますが、
始めは、黒い画面に向かって、
文字を、キーボードで打ち込むと
いう、固いスタイルの作業でした。

それが、Windowsになって、一変し
簡単に直感的にパソコンが操作が
出来るようになったのです。

ですから、Windowsの場合には、
プログラミングのスタイルも、
C言語の時とは少し変わります。

Windowsのプログラミングの場合、
本格的なプログラムには、やはり
C++(シープラプラ)が好まれ
ますが、個人的なものや、手軽に
使いやすいプログラムを作成する
には、Visual Basicも人気です。

Windowsのプログラミングとして、
Visual Basicも勉強してみました。

まず、この本を読めば、どのように
Windowsのソフトが動くのか、その
仕組みが良く分かります。

大澤 文孝 著 工学社
Visual Basicの仕組み

この本は、プログラムの実際の
書き方に重点を置いて、丁寧に、
基本が書かれています。

伊藤華子 著 メディア・テック出版
Visual Basicの基本手順


でも、そもそも、Windowsの
パソコンには、WindowsVBSという
言語が搭載されています。

WindowsVBSを使って書くことが
出来れば、この前に紹介した、
コンパイラーなどプログラミング
用のソフトは不要です。

WindowsVBSを簡単に体感する
ことが出来ます。

例えば、
スタート→アクセサリー→メモ帳で、

メモ帳の中に、

Dim a
Dim b
a = InputBox("値を打ち込んで下さい")
b = a*2
MsgBox b

という文章を、丸々、そのまま
コピー&ペーストします。
(Windowsの威力発揮です。)

次に、ファイルを名前を付けて保存で、
ファイルの種類を「全てのファイル」にして、
ファイルの名前を Test.vbs にします。
(Testの部分は適当ですが、必ず.vbs)
保存先は、デスクトップにします。

そうすると、デスクトップに変わったアイコンの
ファイルが出来ます。(完成です。)
Windows VBS

このファイルをダブルクリックして、
数字をいれてみます。

例えば、10を入力してOKをクリック
してみましょう。
VBS サンプル1

Enterキーを押すと、答えの
10×2の20が表示されるでしょう。
VBS サンプル2

先のコピー&ペーストした、文を
適当に変えて実験すると、なかなか
面白いものです。

時間がある方は、どうぞ。??

中国語と韓国語をパソコンで

周りの研究員の方が、韓国人や中国人で
あったことは、言葉の壁はありました。

しかし、プログラムを作成するという、
私にとって始めての仕事をする場合には、
かえって幸いな面がありました。

例えば、

基本的に、向こうも私に聞くことが多い。
ですから、逆に、私も相手に聞きやすい
のです。

日本人ばかりの環境なら、お金をもらって
いるのに、今さら聞けない基本的なこと、
そういうことでも、聞きやすい環境でした。

もう一つ、良かったこと、

それは、こんな環境は、滅多にあること
ではないと思って、韓国語、中国語を
効率よく、勉強出来たことです。

英語ではなく、中国語と韓国語の
勉強でした。ネイティブから無料で
その気になりさえすれば、学べます。

始めは、旅行ガイドの単語を覚えて、
発音を直してもらったりしました。
後で、参考書をそろえました。

中国語と韓国語のチャンポンです。
良く言えば、同時に勉強です。

ちなみに、チャンポンは、韓国語で、
ごっちゃに混ぜ合わせることです。
意味が同じなので、チャンポンと
聞いた韓国のChoさんは、一瞬、
ふきだしました。

相手も、私が、その国の言葉を真剣に
勉強しようとしているのをみて、丁寧に
興味深く直してくれました。

お昼休みに、毎日15分ほどですが、
何年も続けると、結構はかどりました。

参考書も何度も繰り返し勉強して、
その後、韓流ブームがくる前には、
大分上達していました。

その内に、翻訳ソフト等も買いました。

翻訳ソフトでは、下のものが高価
ですが、優秀です。

まず、J・Seoulと、J・北京という
高電社というメーカーのもの。
高電社 J・SEOUL

高電社 J・北京

韓国語(中国語)→日本語
日本語→韓国語(中国語)の
双方向の翻訳が出来ます。

韓国語、中国語の読み上げ機能
がついています。

Googleの自動翻訳よりも精度が
高く、また、使いやすいと感じます。

オムロンからは、手頃な価格で
韓国語(中国語)→日本語の
ソフトが出ていました。

楽々韓国語、楽々中国語です。
オムロン 楽々韓国語

オムロン 楽々中国語

今は、バージョンアップして、
ほぼ同じ価格だと思いますが、
日本語→韓国語(中国語)の
機能もついていると思います。

日本語版WindowsのOSで、中国語や、
韓国語を入力したりするのは、
それほど、簡単ではありません
でしたが、上の翻訳ソフトを買って
パソコンで、中国の漢字(簡体字、
繁体字、ピンイン)、ハングル文字を
入力出来るようになりました。

中国語や、韓国語のHPの作成方法
なども分かって、パソコンを使って
外国語を学ぶ良い機会になりました。

また、中国人の研究員の方のノート
パソコンに、日本語版と中国語版
Windowsを二つ入れたりする
作業を手伝ったりしたので、
パソコンの多言語処理について、
少しは詳しくなりました。

このソフトは、高電社ワールドボイス2
高電社 WorldVoice2

インストールして、読ませたい
文字をドラッグして、読み上げ
ボタンを押すと、外国語で読み
上げてくれます。

フランス、ドイツ、イタリア、
スペイン、ポルトガル、オランダ、
ロシア語、中国語に対応しています

何となく、意味不明でも、その国の
ホームページを見ている気になり
ます。面白いソフトです。

語学は、まだまだ、分からない
ことばかりですが、それでも、
韓国語、中国語をたしなむことは、
良い勉強になりました。

パソコンの画面を遠隔操作できました

研究員としては、各自がそれぞれ
パソコン1台と、大型のモニターを
持って、プログラムを作成する
作業をしていました。

そして、部屋には、別にもう2台、
計算専用のUNIXというOSの
入ったコンピューターがありました。

UNIXのコンピューターは、
見かけは、パソコンと変わりません。

でも、UNIXのコンピューターは、
WindowsのCPUである、Intel社の
CPUではなく、別の仕組みで動く
CPUを持っており、計算速度が
速いのが特徴です。(αCPU)

ある日、韓国のChoさんのパソコンの
モニターが真っ黒でした。よく
見ると、その画面は、UNIXの
画面になっていました。変だなあと
思って、どうしたのか聞きました。

それは、UNIXのコンピューターの
画面を自分のパソコンの画面から、
呼び出して、遠隔で操作している
とのことでした。

そんなことが出来るのか!!

面白く感じて、詳しく聞いてみました。

Choさんに色々聞くと、そうして、
自分のパソコンのモニターに、他の
パソコンの画面を呼び出して操作が
簡単に出来るということでした。

Windowsの場合(MacでもLinux
でも、出来ます)はフリーソフトの
VNC(ヴァンク)が有名で使いやすい
ということでした。

VNCのアイコン

フリーソフトというものも、当時の
私には、新鮮でした。

外国のサイトから、ダウンロードする
のですが、使い方はHPで沢山公開
されているので、大丈夫でした。
VNCのダウンロード
VNCのインストール方法

それで、私のパソコンにもVNCを
インストールし、もう1台の共用の
パソコンにもVNCをインストールし、
設定して呼び出してみると、本当に
不思議なくらい、簡単に出来ました。

パソコンが、LANでつながっていれば
相手のIPアドレスを打ち込んで、
VNCの接続画面

パスワードを入力すれば、
VNCのログイン画面

自分のパソコンのモニターに、相手の
パソコンの画面を表示させ、操作も
出来るのです。

こうすることで、色々なことが可能に
なります。

例えば、

遠く離れた席にある、パソコンを、
手元のパソコンから操作できます。
計算もさせることが出来ます。

なかなか、面白いことを教わりました。

パスワードが必要なので、一応、
プライバシーにも配慮してあります

その後、応用して自宅から、事務所の
パソコンの画面を呼び出して、操作
することも出来るようになりました。

これには、ルーターの設定も必要
なので、方法をHPにしてみました。
詳しくは、近々、書く予定です。

Choさんには、他にも教わったことが
沢山あります。韓国語もそうです。
また、教わってことをを書いてみます。

いつぞや書いた、望遠鏡をパソコンで
操作することと似て、遠くにあるものを
遠隔で操作するのは、トランシーバーで
交信するのと同じ面白さを感じました。

インターネットもそういう所が
あるなあと、最近感じています。
韓国のインターネットの社会基盤も
進んでいるようです。

計算結果をグラフィックで表示する

自分の作業時間もとれるようになり、
少しずつではありますが、プログラムの
内容を理解し、また、検証し、修正する
作業が出来るようになっていきました。

基本は独習で、時々、研究員のスキルを
見ながら、取り入れたりしました。

韓国や中国の研究員だったので、日本人
よりもかえって、色々聞きやすい面もあり
ました。英語で話すのが大変でしたが。

あまり、基本的なことも、さすがに、学生
さんではないし、聞けないなあ、という
感じでしたが、それでも、操作を見て、
中国語や、韓国語の基本単語を混ぜて
聞いたりして、ついでに、外国の言葉も
覚えていきました。

C言語で、プログラムを書いて、パソコンに
計算させると、結果が出ます。

その計算結果は、テキストファイルに、
数字が羅列されるのですが、とても、
その数字だけから、結果を考えるのは
無理でしたので、数字の結果を、視覚化
する必要がありました。

それで、計算結果の3D表示について
入門書を読んで学んでみました。
コンピューターグラフィックスの本

コンピューターグラフィックスが出来る
ソフトも買って、自分で書いてみました。
Shade Personal4

これが、詳しい解説書です。このShade
というソフトは、コンピューターグラフィックス
をつくるソフトで、工業用ではありません!
Shade参考書
でも、試しに使ってみました。

例えば、これは、単結晶というものから、
つくる、高温でも破損しない、プロペラの
モデルなのですが、Shadeを使って、
3次元で書くことが出来ました。
単結晶のモデル

このプロペラは、高温に耐えるので、
ガスタービンや、ジェット機のエンジンの
プロペラに使う予定のものです。
金属光沢まで、なかなかリアルです。

このようなモデルを、メッシュという、
網で沢山の立方体に分割して、
その立方体の各面について、計算を
行うと、結果が出ます。

下は、自動車等の金属部品の型に
金属を流し込むとどうなるか、計算し
結果を3次元で、視覚化したものです。

計算結果3次元表示


なお、計算結果は、時間と共に変化
するのですが、その変化を、パラパラ
漫画のように画面に表示させると
アニメーションになります。ちなみに
これは、ホームページビルダーでも
出来ます。

この技術を習得することで、ようやく
プログラムを書き(C言語)、モデルを
つくり(3次元で)、計算をさせ(先日
紹介した、VisualStudioなどの統合
ソフトを使う)、また、結果をアニメー
ションで表示させるという一連の
作業が出来るようになりました。

初めて見たとき、すごいなあと
感心したことが、自分でも出来る
ようになると、不思議な気分です。

パソコン検定などを一緒に学ぶ

私が、大学で始めにすることになって
いた、事務の仕事から、プログラムの
修正作業に移ることになった時に、
私の代わりに事務作業する方を新聞で
募集しました。

面接を行った上、採用が決まり、新たに
来て下さることになったた方は、以前に
大学の図書館で仕事もされた経験のある
女性でした。簿記の資格も持っておられ
パソコンのタイピングが早く、きびきびと、
仕事をされる方でした。

飲み込みが速く、非常に助かりました。

ただ、パソコンのトラブルに関しては
当たり前ですが、きびきびと対処する
スキルは持っておられません。

私は、もちろん、せっかくプログラムの
修正を時間をかけてすることになった
のに、パソコンのトラブル対応や維持に
雑事に、多大な時間がとられるのは、
避けたいところでした。

それで、トラブルへの対応、とは行か
ないまでも、例えば、予防措置として、
日頃からパソコンのメンテナンス
(ウイルスチェック更新作業も)を
して頂けるように、新しく来られた
事務員の方に、パソコンの技術を
レベルアップして頂こうと思いました。

それでしばらくの期間、午前中30分、
まず自分で本を勉強して頂き、その後、
午後30分、その内容で、私の知る限り
色々と伝えるというのを日課にしました。

図解はじめてのパソコン

でも、しばらくして、これでは、目標が
ぼやけてしまい、なかなか、やる気が
続かないということに気がつきました。

それで、パソコン検定といものを受験し
合格することを目標に、テキストを買い
勉強して頂くことにしました。

パソコン検定は、まず4級を受ける
ことに目標設定しました。パソコンの
仕組みから、ワード、エクセル等の
使い方、インターネットやLANの
ことまで、総合的な勉強でした。

半年ほどかけて、4級に合格出来て、
それを踏み台に、3級にも挑戦すると
いう展開になり、確実に、事務員の
方のスキルや知識がレベルアップして
いくのを感じることが出来ました。

パソコン検定の教材の他に、副教材と
して、色々な書籍を読んでいただき、
機会を見つけて、なるべくパソコンを
使って作業をして頂くことにしました。

できる 自作パソコン

こうした、成果が、だんだん現われて
私も、パソコンの維持に関する作業を
頼みやすくなり、プログラムを作成
する仕事に集中出来る環境が、徐々に
整っていきました。

ワードでつくる見せる地図

私も、勉強をお手伝いする過程で、
自分の知らなかった知識を身につける
良い機会になりました。

そして、私の方も、ネットワーク関連の
トラブルにもっと、速やかに対応が
出来るよう、Microsoftの認定資格で
あった、MCP/MCSP(Windows2000Server)
を平行して独習し、受験出来ました。

Microsoft MCP/MCSE試験参考書

資格試験というものは、お金を投資
することと、はっきりとした結果が
出るということで、勉強する過程で、
大変意義のあることだと思います。

何は、ともあれ、事務員の方のスキルが
アップすることで、さらに、仕事に
余裕が生まれ、忙しい部署にありがちな
ギスギスした雰囲気は生まれず、これが
一番良かったことなのかもしれません。

事務員の方も、仕事に自信を持って、
進めて下さりました。学習の力は偉大です。

パソコンの故障にだんだん強くなる

こうした、色々な背景があって、
この仕事を続けられるかどうか、
ぎりぎりまで、考えたのですが、
プログラムの修正をコツコツと勉強
しながら、自分のペースで進めると
いうことになりました。

今すぐに役に立つプログラムでは
なくても、将来を考えて着実に
プログラムの骨格を正していくという
方針になり、変なプレッシャーから、
開放されました。

同時に、研究員の仕事環境をより
良いものにして、グループ全体での
効率が上がるようにする役割が
新しく、私にも回ってきたようでした。

これは、別に強要されたわけでは
なく、そうするのが、その時自分に
必要だと感じたのです。

グループで何か仕事をする時に、
成果が出るか出ないか、その
大事な鍵を握っているのは、
”余り”の人間が、どのような行動を
するかにあると考えていました。

グループの中心メンバーが、しっかり
役割を果たすことは、当然のことで
あり、それは当たり前であるという
前提ですが、やはり、毎日予期しない
ハプニングが起こるのが普通です。

そうした時に、グループのメンバー
全てがギリギリ一杯の状態では、
ささいなことで、争いが生じるのです。

そういう時に、言葉は良くないですが
”余り”の人間が、うまく吸収すれば、
グループとしては、非常に団結が
強くなり、協力姿勢が生まれます。

この、日頃は、目立った活躍をして
いない、”余り”の人間の大切さは、
普段は気が付きにくいものです。

それで、視野の狭くなっている人は
余りを全て使い切ろうと、ギリギリの
状態に追い込むのですが、それが、
長い目で見て、グループに利益を
もたらすのか、大いに疑問なのです。

それで、プログラムの修正以外に
私が出来ることは対応しようという
気持ちになっていました。

そうした時に、良く発生したのが、
パソコンの故障です。この当時は、
まだ、Windows98でした。それで、
安定性がもう一つ良くなく、よく
故障しました。

後で出てくる、Windows2000の
ように安定したOSであっても、
しばしば、ハードディスクが壊れたり
色々な故障がありました。

何しろ、部屋に常時、8台~10台
程のパソコンがあるので、まるで
もぐらたたきのように、代わる代わる、
故障や不調が発生していました。

研究員の方は、日本語が出来ない
方がほとんどで、また、故障の対応
をしていると、研究自体に力を注ぐ
ことが出来なくなるので、そうした
トラブルは、私がほとんど引き受ける
ようになっていました。

初めは、そうしたことに詳しくなく、
サービスセンターや他の方の救援を
仰ぐこともしばしばだったですが、
少しずつ、本を読んだり勉強して、
トラブルに強くなっていきました。

Windowsのエラーに強くなる

その後、そうしたパソコンのトラブル
対策には時間をとられたのですが、
プログラムの修正作業が、比較的
自分のペースで進められたことも
あって、何とか出来たことです。

両手で数え切れないほど、OSの
再インストールもしました。

Windowsを自分で再インストールする

でも、こうしたドロドロの泥沼の経験が、
私をパソコンのトラブルに強くしてくれました。
研究員の皆さんの役に立てて良かったです。

MO(光磁気ディスク)を買う

プログラムがどのような仕組みで
動くのか、よく分かっていないのに、
よくも、他人の作成したプログラムを
修正する仕事など、引き受けたこと
だと思います。

気安く始めて、順調に進んだかの
ように書きましたが、実際は問題も
出て来て、必死でした。

元々引き受けた、事務の仕事なら
給料として、お金をもらっても別に
悪いとは思いませんでしたが、この
ように、成果の出ないまま、自分の
知らない(=出来ない)作業を引受け
給料をもらうのは、辛いものです。

つまり、

役に立たないのに、お金をもらって
いる(=給料泥棒)と思われている
かもしれない・・・椅子に座って
いる間、何となく冷たい視線を感じる。

そういう心理状況で、職場に通うのは、
極めて苦痛でした。

職場では、作業をしたくない、
プログラムの修正なら、自宅ででも
ある程度は出来る。これなら、あまり
気後れすることなく出来そうだし、
とにかく、大学で作業はしたくない、

そんな気持ちが高まっていました。

それで、自宅でもプログラムの作成が
出来るように、プログラムを作成する
ソフトを購入しました。

それが、昨日記事にしたソフトです。

かなり、目が飛び出るほど、高い
ソフトでしたが、アカデミック価格
(学生価格のようなもの)で、
値引きをしてもらい、これで後には、
引かないという覚悟で、購入して
しまいました。

それと、大学で作成したプログラムの
データーを自宅でも読めるように
MOを購入しました。

MOは、光磁気ディスクで、形は
音楽のMDに似ています。
今はあまり見ませんが、非常に
耐久性の良いメディアで、米国では
官公庁の資料の記録に使われて
いました。

当時、最高の容量だった、1.3GBに
対応するものを購入しました。
(I・O DATA RM1300という機種)
MOドライブRM1300

また、自宅のノートPCと、この
MOを接続したデスクトップPC
など、複数のPCを、LANで共有
接続するために、スイッチングハブを
購入しました。
BUFFALO スイッチングハブ

これで、ソフト、ハード、ネットワーク
がそろい、自宅ででもプログラミングの
作業が出来る状態になってきました。

半年経って、4月になる前に、もう、
自分は仕事を辞めたい、少なくとも
大学で作業するのは苦痛だと、この
産・官・学連携プロジェクトの責任者に
伝えました。

ところが、タイミングとは、恐ろしい
もので、ちょうど、その時、大学の
研究員側の責任者が、突然に海外に
行きたいという希望を伝えてきた
そうで、これでは、このプロジェクト
自体が危機的状況になので、とにかく
辞めないくれ、ということでした。

大学の研究員側は、中国人や韓国人の
方が多く、日本での生活自体にも
まだ、助けがいる状態でしたので、
プログラムの作成は、ある程度、
長い目で見てもらい、研究員の方の
公私に亘るバックアップもしようと
思って、大学に残って仕事を続ける
ことにしました。

自宅用にそろえた、高価な仕事道具は、
とりあえず、一時、使用は保留になって
しまったのですが、この時から、大学で
中国人や韓国人の研究員の方をサポート
しながら、プログラムを作成するという
スタイルになりました。

それでも、また、新たな問題が発生
するのですが、また次回に書く予定です。

プログラムの作成に必要なソフトは

プログラム書くには、エディターと
呼ばれる、文字(プログラムの文)を
入力するソフトを、まず使います。

Windowsのアクセサリーに付属の
ノートパッドでも良いのですが、
もう少し使いやすいソフトもあります。

これらで書いた、プログラムを、
ソースプログラムと呼びますが、
(例えば、C言語を使って書きます)
これを、PCが理解出来るマシンの
言葉に翻訳するのが、コンパイラー
というソフトです。

コンパイラーで、出来上がった、
マシン(PC)の言葉で書かれた
ファイルをオブジェクトファイル
(人間には解読不能)と呼びます。

また、大ていのプログラムは、
一つではなく、複数のオブジェクト
ファイルで出来ているので、その
複数のファイルを、一つにまとめて
動作するように、オブジェクト
ファイル同士を結びつけるソフトを
リンカーと呼びます。

リンカーで一つにまとまった
オブジェクトファイルは、
実行ファイルと呼ばれますが、
この実行ファイルを開く(例えば、
ダブルクリックする)と、初めに
C言語で書いたプログラム(PCへの
指示、命令)が実行される仕組みです。

このように、プログラムの作成には

エディター
コンパイラー
リンカー

が必要です。

そして、プログラムの中のバグ
(不具合)を探す時などに使う
デバッガ-というソフトもあると
便利です。(ないと苦しいです)

これらのソフトが、便利に一つの
パッケージにまとまっているものが
「統合パッケージ」と呼ばれる
プログラミングソフトで

代表的なものには、
MicrosoftのVisuial Studio
Microsoft Visual Studio ver6
このソフト一つで、C言語、C++、JAVA
(ジャヴァ、ドイツ人は、ヤハと読みます!)
などが使えます。

CompaqのVisual Fortran
(Fortranという言語を使います)
Compaq Visual Fortran

などがありますが、実は、かなり高価です。

コンパイラーには無料のものもあります。

例えば、OSとしては、Linuxは
無料ですが、Linuxに対応する、
無料のコンパイラーもあるので、
こちらを使う人も多いです。

でも、やはり、無料のものは、
ある程度知識が必要なので、ごく
普通の方には「統合パッケージ」の
方が便利でしょう。

とにかく、これらの参考書籍や
ソフト達のおかげで、少しずつ、
プログラムを読み、理解し、
問題を修正する作業が出来るように
なっていったのです。



プログラムが動く仕組みは

Windows98の入っていたノートPCに
Linuxをインストールしたあと、
プログラムを読んで、内容を確認する
作業を始めたことについて書きました。

プログラムは、C言語で書かれている
ので、C言語の参考書を読んだことも
書きました。

ところで、

そもそも、一体、どうやって、どういう
仕組みで、プログラムなるものを、
パソコンが理解して、計算したりする
ようになるのでしょうか。

その、一般には見えないし、良く
分からない、ブラックボックス的な
根本的な部分が分かっていなかった
ので、職場で飛び交う、専門用語も
分からずにいました。

これでは、どうしようもないので、
困っていましたが、学生の時のように
今さら授業がある訳でもなく、とにかく
実践でしたから、適当に、ごまかして
やり過ごしていました。

そんな折、書店で

「プログラムはなぜ動くのか」
知っておきたいプログラミングの基礎知識
プログラムはなぜ動くのか

を見つけました。

昔だったら、手にとりもしない種類の
本でしたが、必要に迫られていたので
読んでみることにしました。

これが、大正解でした!
読みやすい、2色刷りの本です。
今まで、全く手探り状態だった、
プログラムがパソコンの中で動く
仕組みが、見えてきました。

職場での専門用語も分かる!
明るい一筋の光でした。

その後、このような他の本を探し、

「これからはじめる
 プログラミングの基礎の基礎」
プログラミングの基礎の基礎

を見つけて、読んでみました。
こちらは、先に紹介した本
(プログラムはなぜ動くのか)
の中で、特に、Windowsを使って
プログラムをする人には重宝する
内容の本です。

パソコンを、事務作業で使っている
人にも、興味があれば良い本です。

なかなか、骨のある内容が、かなり
砕いて書いてありますので、
目を通すと、パソコンが違って見えて
くるのではないでしょうか。

とにかく、これで、プログラムを
読んだり、書いたり、修正したり
色々な作業が出来るようになり、
私には、大躍進でした。

ISDN回線で実用新案を出願してみました

まだこの頃、自宅では、ISDN回線用の
ルーターを使っていた時でした。今のような、
ブロードバンド(ADSLや光ファイバー)は
まだなかったのです。

でも、遅いなりに、満足していました。

大学では、専用の光ファイバーが来ていま
したので、もちろん、その早さには圧倒的な
差がありましたが、自宅では、そこまでは
期待せず、まあ良かったのです。

夏休みに、ちょっと、変わったことをして
みました。

自宅のISDNルーターを使って、特許庁と
接続して、実用新案をとることでした。

特許を取るのは、出願費用が高額です。
そこで、実用新案の書類を自分で作成し、
出願してみることにしてみました。

特許を書いたりするのは、会社のときに、
少ししていたこともあって、目的は、インター
ネット回線を使い、特許庁に接続すること
にもありました。

実用新案のアイデアは、身の回りのことです。

夏場に、庭の水をやったり、草を抜くなどの
掃除をしたりするときに、蚊が多いので
困っていました。

そこで、思いついたのが、別に素晴らしい
アイデアではないのですが、頭からかぶる
網戸用の網で作った、防虫着です。

上半身用と、全身用の2種類です。
帽子からかぶる防虫網


実際に作成して、麦わら帽子の上から、
かぶって、使ってみると、帽子のひさしの
部分が空間になって、なかなか良いの
です。(少し重たくは感じましたが)

まず、所定の用紙に、実用新案書を書いて
インターネットを使い、提出するのを試して
みました。

早速、特許庁に、インターネットでの出願
手続の申請すると、このような、ソフトと、
詳しい、分厚いマニュアルが送られて
きました。
パソコン出願ソフト


ISDNルーターの設定には、NATという、
アドレス変換の設定が必要だったりするの
ですが、一度ではうまくいかず、NTTの
担当者の方に、詳しく教えて頂きました。

これが、やりとりの書類の一部です。
NTTの親切な解説書


まだ、こうした、ルーター自体が普及して
いなかったこともあってか、NTTの方の
説明は、実に丁寧で、感心してしまいました。

こうして無事、実用新案も出来て、出願料も
支払うと、実用新案の証書が送られてきて
感動でした。
帽子からかぶる防虫網の実用新案


今回は、特許庁と、自宅のルーターを、
ダイレクトに接続する方式でした。そこで、
特許庁宛てに、ルーターを使わずとも、
WEBのブラウザー画面から、出願が出来る
ようにならないかと聞きましたところ、それは、
セキュリティーの問題があるから無理ですと
いう答えでした。

でも、もしかしたら、今は、SSLなどの、
セキュリティー技術が色々とあるので、
ブラウザーから出願出来るのかもしれ
ません。ただ、当時は、ルーターとその
設定が必要で、なかなか、簡単ではあり
ませんでした。

とにかく、実用新案を登録したら、色々な
発明協会や特許事務所から、宣伝や、
商品化の手続きを手伝うなどの、ちらしや
郵送物が届きました。
実用新案と発明協会や特許事務所

その後、実用新案技術評価書を取得し、
その技術が固有のものであるという
証明を得ました。
実用新案の技術評価書

そして、思い切って、送られてきた、
発明協会の中の資料で、この製品が
関連するであろう会社にプロモーション
してみました(我ながら度胸あります)

8つほどの会社の中で、一つ、コメントを
つけて返事を頂けました。
防虫網の実用新案に返事
(担当者の方有り難うございます。)

結局、商品化していませんが、ルーターの
使い方の良い勉強になりました。
平成13年の夏の思い出です。

C言語を勉強してみました

とりあえず、プログラムの中の変数が
何を意味しているのか、どこで、どの
ように使われているのか、整理して
みました。

大体、全体像が見えつつありましたが、
次の課題は、どこが、どうおかしいのか、
ということでした。

計算の式が間違っているのか?

考え方なのか?

手順や、構造なのか?

ここまで、くると、変数の定義の整理
だけでは不足で、プログラムの内容が
分からなければなりません。

そこで、プログラムが書かれていた、
C言語を勉強することにしました。

いつもより、少し早めに寝て、早朝
正味、40分ほど、本を読んで勉強を
するのです。

朝、一番に起きて、障子を開けると
青い空が見えていました。
まるで、Windowsの壁紙のようです。

窓から見た空と雲

まず、勉強の前に5分ほど、青い空や
雲の動きを観察していました。

雲が動物に見えてきたり、ありもしない
ことを想像するのが気持ち良かったです。

独習C という本をまず読みました。
有名な本ですが、著者は外国の方
なので、翻訳版になり、文体が、
やや固い本ですが丁寧です。
独習C

次に、共同で一緒に仕事をしている、
あるソフト会社で、新人教育に使っていると
教えてもらった、書籍を勉強しました。

入門C言語は、著者が同じ年の頃の方で
文体が読みやすくお勧めです。

入門C言語

実践編の方は、教科書と、実際の
プログラムの間になるもので、これも
うまくまとめてあります。
実践C言語

あるところは、さらさら読み、
あるところは、じっくり読み、

しばらく、朝の秘密の奮闘が続きました。

ノートパソコンにLinux(リナックス)を入れる

穏やかな日々は、すぐに過ぎました。

そして、新しく加わった作業が、この
ソフトのバグを探す、意味が分かる
ような、分からないような作業です。

まるで、知識のないのに、古代文字で
書かれた遺跡の文書を解読するような
気分でした。

そもそも、プログラム全体が、どの
ような構造になっているのか、また
どうして動くのか、基本的なことも
知りませんでした。

プログラムを渡されると、イメージと
しては、大体、このような感じでした。

void add_temp(void)
{ int ic, ie, j, je, jc;
int ncleft, ileft;
int njfull, ncadd, ncadd_old;
float T_mean;
ncleft = ncadd = ncadd_old = 0;
/* initial value */
for (ic = NCAST; ic > 0; ic--) {

例えば、

この、int ic, ie, j, je, jc;
という部分では、ic, ie,と言った
変数を定義しているのですが、実際に
何を意味しているのか、プログラムを
作成した本人すら、分からなくなって
いる部分がありました。

このプログラムから、問題を見つける
ということです。

まず、整理をしなければ・・・

以前の日記で書きましたが、会社で、
他社品の整理をして、仕事がうまく
いったことを思い出して、同じ手法で
始めました。

とりあえず、
「分からなくても、まず、手をつける」
「出来ることから、してみる」
という感じです。

そして、嫌気がささないように、
出来るだけ、時間を決めて、時間が
来たら、もう少ししたい、という
ところで我慢して引き上げる、
そういうスタイルで進めました。

朝、メールや連絡など、済ませたら、
1時間とか、時間を決めて、単調な
作業ですが、プログラムを1枚1枚、
同じ変数が出てくるところを見て、
メモをとることにしました。

ここで、活躍することになったのが、
以前に、購入した、ノートパソコン
でした。(3台の中の残り1台)

実は、このプログラムは、UNIX
(ユニックス)という、(当時は)
パソコンよりも処理速度の速い
コンピューター用に書かれたもので、
パソコンでは、動作確認が簡単では
ありませんでした。

それで、普通のノートパソコンでも、
UNIXのプログラムを調べることが
出来るように、OSに、Windows
ではなくて、Linuxというものを
インストールして使うことにしました。

MOA Linux7 コマンド画面


この、LinuxというOSは、Windowsと
違い、基本的に、無料でダウンロード
して使えるOSなのです。

Linuxの書籍の裏についていた、付録の
CD-ROMの中のものも使えます。こちらの
方が、ダウンロード版よりも、日本語の
参考書があるので、楽に使えます。

Red Hat Linux 7


それまでの私は、Windowsで、ワードや
エクセルといった、文書作成、管理
以外に、計算等にパソコンを使った
経験がなかったので、大変でした。

この時、私のノートパソコンに、
Linuxをインストールする作業は、
韓国人の研究員の方が何度も手伝って
くれました。この方は、自分の趣味も
フライトシュミレーションゲームや、
マッキントッシュが好みである、
それはパソコンに詳しい方でした。

もしこの時、この韓国人の方に出会わ
なかったら、今の私はいないでしょう。

パソコンの基本操作、そして韓国語も、
この方から学ばせて頂きました。

プログラムを解読することになり

転職して、最初の数ヶ月は、比較的
穏やかな、ペースで仕事をしていました。

と言っても、定時まで雑用は色々あって、
聞いていたような、電話番で済むという
ことはありませんでしたが。

それでも、自分の能力をはるかに超える
仕事と言う感じの内容ではなく、精神的に
穏やかに過ごせました。

少し落ち着いて、数ヶ月した頃に、
空いている時間をなるべく使って、
プログラムを見直して欲しいと言う
ことになりました。

その、プログラムとは、工業用の
ソフトウエアーのプログラムでした。

高温で溶かした金属を、型に入れて
形をつくる、鋳物というものがあります。
自動車のエンジンや、ホイールなどにも
使われています。

その、金属を入れる型は砂で出来て
いるものが多いのですが、この砂の型
(砂型)をつくるために、砂を真空ポンプ
で引いて型に充填させます。

その、砂を充填させる時に、どのように、
砂が流れていくのか、コンピューターで
シミュレーションするためのソフトでした。

このような装置です。
sandflow1


型となる図面を、四角い格子の
メッシュで、区切って、経過時間毎の、
砂の充填密度など、計算していきます。

sandflow2

計算結果を、アニメーションで目に
見えるように表現すると、(まるで、
パラパラ漫画と同じ原理)このように
砂が充填される様子が分かるのです。

sandflow3

一見、自然な感じで、計算もうまく
いっているように見えます。
でも、X線で観察したら、実際とは
少し違うところもあるのでした。

そこで、私に回ってきて、出来るか
どうか打診があった仕事とは、

このプログラムには、バグ(問題)が
あるので、それを見つけて欲しいと
いう、プログラムなど、書いたことも
なかった私には、難題だったのです。

まあ、勉強になるだろうし、整理を
していけば、複雑なことでも、きっと
問題が見つかるだろうと、少しは、
たかをくくって、引き受けることに
しました。出来そうに思えたのです。

でも、その後が大変でした。

何をどうしたら、良いのか?

それは、まったくの、手探りでしたから。
当時の私には、未知の領域でした。



ファイルの拡張子と、フォルダー送付方法

会社を辞めて、次にした仕事とは、
大学での事務員でした。

ちょうど、通産省(現:経済産業省)
大学、産業界が連携して、国の予算で
工業用のソフトウエアーを開発する
ことになったのですが、開発の拠点と
なる大学で、このプロジェクトの
事務員という仕事がありました。

初めに何をするのか聞いた時には、
日々の事務作業と、まあ、電話番
くらいだろうということでした。

この仕事なら、次の本格的な仕事を
準備する上で、給料は安いけれど、
負担も軽いし、時間も比較的とり
やすいだろうということで、私も
引き受けました。

退社してから、待つこと4ヶ月、
新しい職場でした。

新しく出来た建物の中で、新しい、
机や、コンピューターが待って
いました。暑くてほこりっぽい
現場とは全く違う、クリーンな
環境でした。

大学の一室には、研究員の方々が
そろいましたが、そのメンバーは、
韓国人、中国人、日本の企業から
1名、そして、私でした。

韓国語や、中国語は知りません。
これは、もう、英語を話すしか、
コミュニケーションが出来ない
状況でした。

事務の仕事をする上で、大学の
外から、色々な研究機関や、企業
国から、書類が送られてきますが、
その、ファイルがどのソフトを
使って作成されたのか、しばしば
分かりませんでした。

ワープロの文章でも、Microsfoftの
ワード以外に、ジャストシステムの
一太郎など、色々、統一されていない
文書が届くのです。

それで、参考に買ったのが、
ファイル拡張子辞典(技術評論社)
ファイル拡張子辞典

今では、ソーネクストより、ファイル
ビューワーという大抵のファイルは
見たり読んだり出来る安価なソフトが
出ていますが。

また、研究員の出席簿をプロジェクトの
事務作業を統括する、東京のセンターへ
メールで送る時など、研究員の人数分
分けて送らなければならず、不便でした。

便利な方法をソフト会社の方に教えて
頂きました。圧縮ソフトを使うのです。

LHUT32

通常は、メールの添付ファイルでは、
エクセルのファイルはフォルダーに
入れたままでは送れない(フォルダー
はメールに添付出来ない)のですが、
フォルダーを圧縮ファイルにして
送れば、受け取り側が、解凍すると
フォルダーに整理された状態で届く、
という方法です。

LHUT32というソフトの場合は、

圧縮ウィザードで、圧縮したい、
フォルダーを選択し、次へ→
次へで進みます。

自己解凍書庫というものを、
指示に従って作成し、この書庫を
メールに添付するのです。

なお、作成する書庫名のところは、
ファイルの参照ボタンを押して
まず、圧縮ファイルを保存する
場所を指定(デスクトップ等)し
名前を書庫名の空欄に入れて、
自己解凍書庫のチェックを入れて
おく(こうすると、受け取る側は
ダブルクリックするだけで、解凍
出来ます)と、良いでしょう。

この事務の仕事は、最初の数ヶ月は
事務所の立ち上げ、外国の研究員の
生活サポート、その他の作業でした。

夕方、5時になると帰れるのです!

今まで、昼夜を問わず、トラブルが
あれば出勤していた生活とは、帰り
に吸う空気まで、違っていました。

普通に生きているんだ、という感じが
しました。

しかし、しばらくして、また新たな
課題が出てくるのでした。

ISDNルーターを買う

会社を辞めて、実家に戻ることになり
ましたが、引っ越してくる時に持参した
パソコンが、4台(デスクトップ1台
ノートタイプ3台)もありました。

また、父がパソコンを使っていたので、
合計5台です。さらに、姉までが、
ノートパソコンを買うつもりだと
言い出したので、これで合計6台。

全員が、一度に使うことは、そうそう
めったにはあることではないのですが、
それでも、大した数です。

当時は、インターネットの接続が、
個人の家庭に普及し始めた頃で、
家庭では、ダイヤルアップ回線が
普通なのでした。

でも、ダイヤルアップ回線では、
インターネットを使用中に、
電話が基本的に使えないなどの、
不便な面を持っていましたし、
ましてや、複数のパソコンで同時に
インターネットを使用するとも
なると、これは不可能な話です。

ちょうど、私が実家に戻ってくる
数ヶ月前に、実家は、向かいの家に
変わっていました。

というのも、阪神大震災で、家が
傷んでいたのと、祖母がいずれ
一人で生活できない時にも、同居
出来る広さの家が必要でしたので、
向かいの家が売りに出された時に
借金までして購入し、引っ越したの
でした。

そのような理由で、改装工事の折、
業者の方と相談して、NTTから
出ていた、ISDNという接続方式に
することになっていました。
ISDN交換器

(この交換器が必要でした)

それで、私が実家に戻った時に
既に用意されていたのが、NTTの
ISDN専用の ルーターでした。
(IPMATE 1300RD)

NTT ルーター IPMATE 1300RD


でも、NTT側のサービスは、機器の
設置までで、基本的には、あとは、
自分ですること、ということでした。

それまで、インターネットの接続は
自分でしたことがなかったので、
不安でしたが、NTTの担当の方に
聞きながら、設定をしてみました。

プロバイダーは、友人が、確か、
日経PCとかいう雑誌を見せてくれ、
そこに特集で書いてあった、
プロバイダーの比較表をみながら
家族割引が大きい、ニフティ-の
ISDN使い放題サービスを選びました。

初めて、インターネットに接続出来た
時は、感動でした。まだ、メールでの
添付ファイルの大きさは、50KB迄で
今から考えると、想像も出来ません。

とにかく、これで、会社でなくても、
自宅で、私用で、インターネットを
使うことが出来ると、うれしかったです。

家族のパソコンも、ルーターとハブで
つなぎ、ホームネットワークになり、
フォルダーの共有など、Windowsの
機能を自分で試す勉強になりました。

スキャナーを買う

会社を辞めて、実家に戻ってきました。
学生の頃からの下宿生活でしたので
10年ぶりの家族との共同生活でした。

とりあえず、荷物を整理しました。

会社で使うことを考えて購入した、
ほぼ新品でまだ、箱入りの状態の
ノートパソコンが3台、プリンター2台、
小さな部屋に一杯でした。

自分のデスクトップのパソコンと
プリンターのセットは既にあるので、
こんなにどうしよう、という感じでした。

それで、他人に譲ることも考えたの
ですが、妹がパソコンを持っておらず、
携帯でメールしていたのと、母がまだ
家事で忙しく、パソコン使う時間すら
なかったので、これから、勉強になる
と思うと言うことで、二人に譲りました。

あとで、考えれば、これで自宅に
パソコンの数が一気に増えたことで、
家庭用ネットワークを組まないと、
インターネットが使えないということに
なり、ネットワークの勉強をするきっかけ
になったようです。

私のノートパソコンは、会社で使うことは
なくなったので、先週書いた、天文用の
ソフトを入れてみました。

それで、昔の天体観測の記憶がだんだん
戻ってきました。高校生の頃、望遠鏡で
撮影した写真を見たりしました。

昔撮った、天体の写真をパソコンに
取り込んで、画像処理してみようという
気になり、スキャナーを買うことにしました。

あまり予備知識もなく、家電量販店に
行って、発色が良かったエプソンの
プリンターに合うように、エプソンの、
GT-7000Sというスキャナーを買いました。
エプソンスキャナーGT-7000S

今でも、写真を取り込むのにも使って
います。故障もなく、満足しています。
(ふたの上のものは、写真のネガを
 入れて、スキャンする小物です。)

それで、初めて取り込んだ、天体写真が
この写真です。私の住む大阪の夜空は
水銀灯などで、明るいので、淡い天体の
写真を、カメラの露出時間を長くして撮ると
バックの夜空の色が緑色になるのです。
M42オリオン座の参考星雲

その光害(光の害という意味で光害)で
バックが緑色に不自然になった天体の
写真をパソコンに取り込み、処理をして
自然な色に変えました。

天体の名前は、M42という、全天で
一番明るい(比較的、写真に写りやすい)
星雲です。白鳥のような姿が見えます。
オリオン座の三ッ星の辺りにあります。

エプソンのプリンターでA4のサイズに
印刷すると、なかなか迫力があります。

こんなことにパソコンが使えるとは!

公表はしていなかったのですが、会社を
辞めることが内々で、決まってからは、
1週間ほど、会社を去る前に、最後に、
今まで時間がなくて出来なかったことを
してみました。

パソコンに関することですが、会社の寮から
車で20分ほど行った街の中心部に、新しい
電気店が出来たので、週末に行きました。

長い間、緊張続きでしたので、あまり何も
考えず、店の雰囲気を楽しんでいました。

書店をぶらぶらしていて、目にとまった
ものがありました。

名前は、「ステラナビゲーター」という
ソフトでした。天文用のソフトでした。

ステラナビゲーターVer.5


パソコンの上で、その日に見える夜空を
シミュレーションしてくれるソフトです。

こんなものがあるのか!と買いました。

小学生から、高校生の頃まで、望遠鏡で
星をみるのが楽しみでしたが、大学から
会社生活にいたるまで、その余裕が
なかったので、遠ざかっていました。

部屋に戻って、調べてみると、その日の
星空をシミュレーションするだけでなく、
このソフトを入れたパソコンを、望遠鏡に
つなぐことで、望遠鏡を、自分が
見たい天体に向けて、動かすことも
出来るということでした。

これは、便利だと思いました。

中学生の頃は、天文地学という文化系の
クラブにいたことがあるので、普通よりも、
経験のある私でも、望遠鏡の視野の
中に、目標の天体を導入するのは、
大変苦労していました。

明るい、月などは、たやすいのですが、
暗い天体などは、特に、都会の空では
目印になる明るい星も見えにくいので、
小さな、暗い天体を見るのは極めて
困難でした。

でも、この、ステラナビゲーターという
ソフトと、パソコン、そして、モーターの
ついた架台さえあれば、自動で、見たい
天体を、望遠鏡で見れるのです。

時代は、変わったなあ!

実感しました。

さらに書店に戻り、もっと探すと、
「パソコン天体観測入門」という
本がありました。

パソコン天体観測入門


星を観るという世界に、パソコンと
デジタル技術を使うには、どのような
方法があるか、詳しく書いてあり、
面白そう!と早速購入してみました。

思えば、デジタル製品そのものが、
革命的であったのは少し前でした。

パソコン、Windows95、デジカメなど。

今、そうした、画期的な商品が、次第に
市場に出回り、今度は、そうした
画期的な商品を別の商品と組み合わ
せて新しい市場が出来る、そのような
動きに変化しつつありました。

例えば、デジカメ+携帯電話!

もう既にある商品をデジタル化したり、
組み合わせることで、これもまた、
非常に画期的なアイデアとなるのです。

全く新しい、「革命的な技術や発見」、
それに、ひけをとらないのが、
「新しい組み合わせ」その中でも、
異質なものの組み合わせは、とても
大きな価値を持つものだと実感しました。

これなら、心掛け次第では、天才で
なくても、凡人でも、大発明のチャンス
があるかなあ、とも思います。

そして、この、パソコン化した、天体を
望遠鏡に自動導入することに関して
また、結果を書いてみるつもりです。


パソコンを使う楽しみとは

最終的に、会社を辞めることに決めたの
ですが、最後まで、会社との交渉を続けて
いたので、私が会社を辞めることとは、
グループの人に知らされていませんでした。

会社を去る、当日に、実は私が辞める
ことになったと、朝の朝礼で発表があり
後輩達は非常に驚いたようです。

私は、夜中に密かに、机やロッカー等
身の回りのものは既に整理していました。

朝、退社の発表後、挨拶回りなど出来る
時間もなく、その日の午後に、最後に
机の中のものを、カバンに詰めていると、
いつも、冗談を言って笑わしてくれる
後輩が泣いているのを見てしまいました。

そんなに、私が去るのがうれしいのか、
と冗談を言って笑わせましたが、
会社を相手に批判もしたけれど、
こうして、良い仲間を得るきっかけを
つくってくれた会社には、これからも、
関わっていきたいと思いました。

その晩の、送別会では、なぜ私が
会社を去ることにしたのか、そうした
会社側としての、複雑で、微妙な
問題には、一切触れませんでした。

それは、短時間に一言で説明する
のは、難しかったこともありますが、
職場を去る前に、工場長と面談する
ことが出来、退社の後、3ヶ月後、
もう一度、私が会社の方に行って、
職場の環境、効率化が、本当に
どこまで改善されたか確かめる
ということを、約束して頂けたので、
後は、お任せしたのです。

送別会の終わりに、年配の工場の
現場の方が駆けつけて下さり、
何も言わず、札束を手の中に
押し込んでくれました。指が機械に
巻き込まれて、切断された方で、
現場の視点から、自分はこう思うと
臆せずものを言われる方でした。

こうした、骨のある現場の社員が
会社の財産であると気がつきました。

ITなど、ない時代に、会社を支えて
きた現場の方々、そうした方々と、
研究部署といった、パソコンを駆使
するアカデミックな部署の人とは、
距離があったかもしれません。

私の部署は、現場と、研究の間で
したので、特にそうした部所間の
意識や感覚の差を感じました。

この差を縮めると、面白い結果が
出ることが多かったです。

パソコンを使う、本当の楽しみは、
手作業(マニュアル)とデジタルの
融合ではないかと思います。

基本は、まず、自分の手で、目で
現場で良くみること、そして、それを
うまくまとめて、データーとして処理
すること。複雑な問題を、シンプルに
まとめてみること。(エクセルだけで、
かなりのことが出来ました。)

そして、思いがけない結果が出る。
発見もある。そこにあるのではないか
と感じました。会社時代の財産です。




社内のIT化は簡単ではないけれど

パソコンを使って仕事を進めたことで、
達成感を感じることが出来、それ以来
社内の仕事のIT化で、仕事の成果を
上げることを考えて、工夫してきました。

しかし、IT化以前に、もう一度よく
考えなければならない問題が頭を
離れなくなっていました。

仕事が大変になる原因には色々あると
思いますが、よくある原因の一つは、
過去の作業やデーターの整理が十分
されていないので、何度も同じ作業
(探す、調べる、書く)をすることになり、
本質的な作業をする時間がなくなる、
ということであるのに気がつきました。

本質的で、つっこんだ内容のことを、
議論をしたり、目新しい実験や新しい
調査をするための、生産的な時間が、
その都度、繰り返す同じ作業のために、
減ってしまう。

そうすると、新しい物も生み出されない
ので、大きな成果も上がらず、だんだん、
その日その日をやりくりするだけの気力
しかなくなっていく。

時々、一念発起して、無理をするけれど、
睡眠時間を削る、必要な休みもとらない
などという、余裕のない、仕事漬けの
生活になることが、結構多いと気がつき
だしました。

問題は、小さなことから発生することが、
多い!と痛感していました。

今でこそ、IT化などいう言葉は、今さら
使われないほど、当たり前の時代になり
ましたが、当時は部内のIT化を進める、
小グループも出来たりして、世相に全員、
右にならえという感じでした。

IT化は、それで、効率も上がることは確か
ですので、良いのですけれど、人員を
適当な数、確保するとか、必要な資材や
機材をそろえるという、人的な環境面での
配慮が軽視されている風潮が感じられました。

IT化をする前に、人間の働く意欲が
高まるような配慮が必要ということです。

IT化は、仕事を効率よくするための
道具であり、また、仕事は、日々、お金を
稼ぐと言う営みであると同時に、毎日の
生活を充実したものにするためにある
という前提が、いつしか、逆さまになり、

仕事のためなら、形式的なIT化でも、
生活を犠牲にすることでも、何でもする
というのは、どうなのだろうか?という、
疑問が湧いていました。

IT化の前に、人間も変わらなければ、
本末転倒の事態になるといことです。

パソコンを使うのは、それ自体楽しいもの
ですが、仕事をもっと効率よく、達成感を
味わい、楽しみながらするために使うべき
ではないか。

創造力を発揮出来るように、出来るだけ、
毎日の変わり映えのない、繰り返しの作業
を減らさないと、会社もレベルの高い競争に
負けるのではないかと思っていました。

こうした、労働環境、労働時間などについて
会社側に、思うところをぶつけました。

神経をすり減らすような、苦しい交渉の末、
会社側としても、週に1回、早帰りと言う
5時帰宅の日を設けたり、パソコンの支給、
暑い現場にエアコンなど、人に優しい設備を
入れたりすることになりました。

でも、結局、私は、一度、会社を去ることに
決めました。周りからは、もったいないなあと
言われましたが、次の仕事として、ちょうど
良いタイミングで、見つかったからです。

それが、今後、コンピューターを主に使う
仕事につながるきっかけになりました。

ちなみに、この会社との交渉のテーマと
なった、私が自費で会社の若手の人が
使えるようにと購入したノートPCには、
別の使い道が用意されていたのでした。









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